英語力を鍛える
Dementia care expertの試験に向けて順調に勉強を続けています。日本語テキストも取り寄せましたし、準備は整いました。〝ロックダウンの時に勉強しないで、いつやるんだ!?〟と自らに言い聞かせ、未来に向けての自己投資をしています。
最初に3冊のテキストが届いた時には、〝こんなに英文を読むのか。。。〟と頭がクラクラしましたが、ようやく半分が読み終わりました。
ただ試験に合格するのではなくて、これを機に、認知症に関わる主要な英単語をすべて覚えようと考えています。日本の介護を世界に届けるためには、英語は避けては通れません。
政治や経済についてすらすらと話せなくても、介護に関することだけはちゃんと英語でコミュニケーションをとり、情報発信ができるように、英語力を鍛えていきます。そのための素晴らしいツールがみつかりました!
【スマホ依存症を逆手にとる】
ところで、皆さんは毎日どれくらいスマホを眺めていますか?ネットの記事によると、平均で1日少なくても3時間はスマホを使っているようです。可処分時間が少ない現代人にとって、けっこうな時間をスマホに費やしていることになります。
私もかなりの時間をスマホに費やしています。仕事で使っている時もあれば、気晴らしに使っている時もあります。スマホ依存症と言っても過言ではありません。
そんなスマホ依存症にとって、とても便利な学習用アプリがあります。『記憶を日常に。』が、キャッチフレーズのMonoxe(モノグサ)というアプリです。
実は数か月前から、日系企業複数社がタックを組んで、特定技能介護評価試験対策の学習コンテンツ作りを行っていました。私のパートは試験対策のコンテンツの提供と、そのコンテンツをモノグサのアプリに移植することでした。
実際にモノグサを使って生徒達に学習をさせたところ、生徒達からの評判もよく、介護の日本語の暗記定着率が上がってきました。
ネット環境が悪く、パソコンもない生徒が多い中で、スマホだけは必ず一人一台持っています。しかもフィリピン人はかなりのスマホ依存症です。そんなスマホ依存症たちにモノグサを使わせると、ゲーム感覚で単語の暗記が出来ます。
しかもAIが一人一人の学習者に合わせて、記憶定着の悪い単語を繰り返し出していくことで、効率的に暗記がでいていきます。まだまだ、実験段階ではありますが、モノグサ+試験対策の教材コンテンツでさらにオンライン学習が便利に快適に出来そうです。
【モノグサを使って英単語を記憶する】
生徒達からの評判が良かったものの、実際に自分で使って学習をしていなかったので半信半疑な気持ちもありました。そこで、Dementia careのテキストに出てくるわからない単語を片っ端からモノグサに入力して、自分で使ってみることにしました。
めちゃくちゃいいです!!
まだ一週間しか使っていませんが、一気に視界が開けた気がします。難解な医療用語や普段使わない英単語も、何度も何度も繰り返し出てきて、しかも発音までしてくれます。
出現の仕方も、英単語で出てきて、日本語を選ぶ場合もあれば、日本語で出てきて、英単語を選ぶ場合もあります。暗記を飽きさせない工夫も見事です。
スマホ依存症で手元から携帯電話が離れないのであれば、刹那的で儚い時事ニュースやSNSを眺める時間の一部をモノグサに費やしてみよう。それだけで、未来への大きな投資になりそうです。
【介護の英語クラスの次のステップ】
介護の英語クラスでもこのモノグサを活用した学習が出来ないかと考えています。日本人であれば、英語の基本的な文法や構造は高校までで覚えているはずです。
後は語彙力をどれだけ伸ばせるか、そして、英語を使ってどれだけコミュニケーションの機会を増やせるかどうかだと思います。
すべてのトピックスを英語で話せなくても、自分の専門分野だけはしっかりと英語を使って話せれば、世界はかなり広がっていくと思います。
まずは自分自身を使って実証実験を行います。語彙力はモノグサで、コミュニケーションの機会はフィリピン人の生徒さんで、そして、必ずや日本の介護を世界に届けていきます!