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「学校行きたくない」と言い出した子どもに母親ができる声かけと接し方

10月31日。文部科学省は令和5年児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸問題に関する調査結果を発表しました。

小・中・高等学校及び特別支援学校におけるいじめの認知件数は732,568件(前年度681,948件)で過去最多
小、中学校における不登校児童生徒数は346,482人(前年度299,048人)、高等学校における不登校生徒数は68,770人(前年度60,575人)で過去最多

文部科学省は令和5年児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸問題に関する調査結果

令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果
令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果概要

毎年増え続けている「不登校」問題。

今はまだ大丈夫であっても、
もしかしたらうちの子も?」と
心配な母親も多いと思います。

少しでも不安な親御さんのために
脳の仕組みからの声かけをお伝えしたいと思います。

「学校行きたくない」と言う子どもの本音とは?母親が知るべき背景と原因


「学校行きたくない」とお子さんが口にしたとき、戸惑いと不安が胸をよぎるお母さんも多いかと思います。

子どもが本当に伝えたい気持ちはどこにあるのか、どう接すればいいのか、心が揺れるのは当然のことです。

まずは「行きたくない」と感じる背景には何があるのか、少しずつ一緒に見ていきましょう。

1. 人間関係で悩んでいる場合

学校での友達や先生との関係は、子どもにとってとても大きな存在です。

友人とうまく付き合えないことや、ちょっとしたいざこざ、時には先生との関係が原因で、学校に行きづらく感じることがあります。

大人でも人間関係に悩むことがあるように、子どもも自分の世界で同じように苦しんでいるのかもしれません。

もし、そういう話が少しでも聞けたら、「どうだった?」「どんなふうに感じた?」と、そっと聞いてあげるだけでも気持ちが少し楽になるかもしれません。

2. 勉強や成績へのプレッシャーがある場合

思春期は勉強や成績に対してのプレッシャーもだんだん強くなりがちです。

「授業についていけないかも」「成績が思うようにいかない」など、悩みは深いものです。

お母さんがそばにいるだけで、お子さんも「がんばらなくちゃ」と気合を入れてしまうことがあります。

あまり頑張らなくてもいいよ」「ちゃんとやってるよ」「いつも頑張ってるね」と、安心させてあげると、少し心が軽くなるかもしれませんね。

3. 生活リズムの乱れや体調の影響

思春期になると、生活リズムが崩れやすくなり、少し夜更かしが増えたり、スマホを使う時間が増えたりすることもあります。

これが続くと疲れが溜まり、心や体がしんどくなってしまうことも。もし生活リズムが気になるときは、「もう少しゆっくり寝てみるのもいいかもね」「たまにはお母さんと遊びに行かない?」といった優しい声かけで、休むことも大切なんだと感じてもらえるといいですね。

4. 将来への漠然とした不安がある場合

この時期、子どもは少しずつ「自分ってどんな人なんだろう?」「将来はどうなるんだろう?」と考え始めます。

そんな時に、学校が心の負担になってしまうことも。

まだはっきりと見えない未来に不安を抱えるのは当たり前ですから、「そんなふうに感じてるんだね」「先のことはお母さんと一緒に考えて行こ」と、お母さんがそっと寄り添うことで、子どもも安心できると思います。


お子さんの「行きたくない」という気持ちには、さまざまな思いや背景が隠れていることが多いものです。無理に解決しようとせず、ただ「わかってくれてるんだな」とお子さんが感じられるだけで、一歩を踏み出す力になることもあります。

お母さん自身も悩みや不安を一人で抱えず、少しずつ、一緒に向き合っていけるといいですね。

子どもの「学校に行きたくない」を否定しないための母親の心得

お子さんが「学校に行きたくない」と言うと、つい「どうして?」と理由を聞きたくなる気持ちが湧くかもしれません。

でも、まずはその言葉を否定せずに受け止めることが、お子さんにとって安心できる第一歩となります。

特に思春期の子どもたちは自分の気持ちを言葉にするのが難しかったり、何をどう伝えたらいいのか分からないことも多いもの。

そんなとき、お母さんが「行きたくない」という言葉を一度そのまま受け止めてくれると、子どもは「わかってくれるんだ」と感じ、少し安心することができます。

「そんなこと言わないで」とすぐに返さないことの大切さ

もし、子どもが「学校行きたくない」と言ったときに、「そんなこと言わないで」と返してしまうと、子どもは「自分の気持ちを理解してもらえない」と感じてしまうかもしれません。

特に、思春期の子どもたちは心の内を明かすことに抵抗を感じることが多いので、「なんとなく嫌なんだよね」など曖昧な言葉でも「そうなんだね」と一度受け止めてあげることで、話しやすさが生まれます。

大事なのは、「否定せずに聞く」という姿勢

「学校が嫌なんだね」「行きたくないって感じているんだね」という言葉を使うことで、まずはお子さんの気持ちをそのまま受け入れる姿勢を示してあげるとよいでしょう。

この姿勢を持つことで、子どもは「お母さんは味方なんだ」と感じ、心が開きやすくなります。

理由を急がず、少し待ってみる

どうして行きたくないの?」と聞くのはもちろん大切ですが、最初の段階では少し待ってあげることも効果的です。

焦らず、お子さんが自然に話せるタイミングを待つことで、少しずつ本音を聞き出すことができることもあります。

もし話したくなったら教えてね」と伝えておくことで、「お母さんはいつでも聞く準備がある」と安心感を与えられるでしょう。


お子さんの「行きたくない」という気持ちを無理に引き出さず、「そのままでいいよ」とそっと受け止めてあげるだけで、心がふっと軽くなることがあります。お母さん自身も、すぐに解決策を見つけなければと焦る必要はありません。

まずは、お子さんの気持ちをそのまま受け入れる姿勢を持つことで、お互いにとって穏やかな対話が生まれるはずです。

「どうしたの?」と聞く前に母親が意識したい子どもへの接し方

お子さんが「学校に行きたくない」と言うと、つい「どうしたの?」「何があったの?」と理由を聞きたくなるかもしれません。

でも、思春期の子どもは、自分の気持ちをすぐに言葉にできないことが多いものです。焦らずに、まずはお子さんが安心して話せるような雰囲気を作ることが大切です。

「どうしたの?」と聞く前に、少しだけ心がけておくと良いポイントをご紹介します。

「何があったの?」と詰め寄らないための心構え

子どもが学校のことを話したがらないとき、「何があったの?」と尋ねると、かえって心を閉ざしてしまうこともあります。

特に「行きたくない」という気持ちを口にするのは、子どもにとっても勇気が必要なもの。

お母さんがすぐに理由を求めるよりも、そっと見守ることで、子どもが「話しても大丈夫なんだ」と感じるきっかけになります。

そばにいることを意識して、安心感を与える

話を聞き出そうとせず、ただ一緒にいることだけを意識してみましょう。

子どもが気持ちを話したいと思ったときに、お母さんがいつでもそばにいることで、「話してもいいんだ」と感じられます。

ちょっとした家事をしながらでも、「いつでも話していいよ」という雰囲気を作っておくだけで、子どもは少しずつ心を開きやすくなります。

「話したくなったら教えてね」のひとことを

「どうして行きたくないの?」と直接聞かなくても、「話したくなったら教えてね」「何かあればいつでも聞くよ」というように、無理に話を引き出そうとしない言葉を伝えるのもおすすめです。

子どもが「いつでもお母さんに話せるんだ」と感じることで、話したいときに素直に伝えやすくなります。

子どものペースを尊重する気持ちを大切に

「どうしたの?」と聞きたくなる気持ちは自然なものですが、少し時間をおくことで、お子さんが自分の気持ちを整理しやすくなります。焦らず、子どものペースに合わせる気持ちを大切にしましょう。「お母さんは、いつでもそばにいるよ」という姿勢を持つことで、信頼関係がゆっくりと築かれていきます。


「どうしたの?」と急がず、安心して話せる雰囲気を作ることが、思春期の子どもにとっては大きなサポートになります。お母さんも、すぐに答えを求めず、「話したくなったら教えてね」というスタンスを持つことで、子どもの心が少しずつ開かれていくでしょう。

「大丈夫だよ」より効果的!子どもが安心する声かけの具体例

お子さんが「学校に行きたくない」と言ったとき、「大丈夫だよ」と励ましの言葉をかけたくなるのは自然なことです。

でも、思春期の子どもたちにとって、「大丈夫だよ」と励ましの言葉をかけたくなるのは自然なことです。でも、思春期の子どもたちにとって、「大丈夫」という言葉がかえってプレッシャーになることもあります。

子どもが本当に安心できる声かけのポイントを知っておくと、より寄り添ったサポートがしやすくなります。

ここでは、心がほっとするような具体的な声かけの例をご紹介します。

「つらいね」「そう思うんだね」と、気持ちをそのまま受け入れる

「行きたくない」という気持ちを口に出すとき、子どもは心の中で不安や葛藤を抱えていることが多いです。

そこで「つらいね」「そう感じてるんだね」と、お子さんの気持ちに共感する言葉をかけてあげると、まずは「わかってくれている」という安心感が生まれます。

「大丈夫だよ」と励ます前に、「大変だったね」とその気持ちをただ受け止めることで、子どもが一歩話しやすくなります。

「無理しなくていいよ」と、プレッシャーを和らげる言葉

子どもは思春期になると、自分の中で「こうでなければならない」という強い思い込みや責任感が芽生えがちです。

そんなとき、「無理しなくてもいいよ」「休むことも大切だよ」と伝えることで、子どもの中にあるプレッシャーが少し緩むことがあります。

親からの「無理しなくていいよ」という言葉は、子どもにとって心強いサポートになるのです。

「お母さんはいつでも味方だからね」の安心感を伝える

思春期の子どもは、自分の気持ちが周りに理解されていないと感じやすく、孤独を感じることもあります。

「お母さんはいつでも味方だからね」と伝えることで、「一人じゃない」と安心できるでしょう。

子どもがどんな気持ちであっても、お母さんが支えてくれるという安心感があると、少しずつ心を開きやすくなります。

「何かあったら教えてね」と、話したくなったらいつでも話せる雰囲気を作る

「どうして行きたくないの?」と理由を求めるより、「何かあったらいつでも教えてね」というように、話したくなったときに話せる余地を残す言葉かけも効果的です。

これにより、子どもは自分のタイミングで話しやすくなり、「話さなきゃいけない」というプレッシャーを感じずに済みます。


思春期のお子さんが安心する声かけのポイントは、「励ます」よりも「寄り添う」ことです。お母さんが「大丈夫だよ」よりも、「つらいね」「いつでも味方だよ」と心に寄り添う声をかけることで、子どもはふっと気持ちが楽になり、前向きに考えられるようになります。

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自分で考えられる力を育む!子どもと一緒にできる解決策の探し方

お子さんが「学校に行きたくない」と言ったとき、親として解決策をすぐに提示したくなるかもしれません。

でも、思春期の子どもには「自分で考え、乗り越える力」を少しずつ育てていくことも大切です。

お母さんがそばにいながらも、お子さん自身が考えられるようサポートすることで、自信と自立心が育まれます。

ここでは、子どもと一緒に解決策を見つけていくためのコツをご紹介します。

「どんなことならできそうかな?」と選択肢を広げる

まず、お子さんが少しでも前向きに取り組める方法を一緒に考えてみましょう。

たとえば、「どんなことならできそうかな?」と聞くことで、無理をさせずに本人の意見を引き出すことができます。いくつかの選択肢を挙げてみるのも良い方法です。「休み時間に少し外で深呼吸してみるのはどう?」など、子どもができそうな小さな行動から提案することで、安心して挑戦しやすくなります。

「お母さんも一緒に考えるね」と、寄り添いながら話す

お子さんが解決策を見つけるのが難しい場合、「お母さんも一緒に考えるね」と伝えてあげると良いでしょう。

お母さんが一緒に考える姿勢を見せることで、子どもは「一人じゃない」と感じられますし、頼りすぎずに自分の考えも大事にしてもらえると感じられるでしょう。

お母さんも寄り添いながら一緒に考えていくことで、子どもが自分の力で問題に向き合う第一歩を踏み出しやすくなります。

「まずは一つずつ、少しずつやってみようか」と小さなステップを提案

解決策が見えてきたら、「まずは一つずつ、少しずつやってみようか」と、お子さんが取り組みやすい小さなステップを提案しましょう。

例えば、「明日は一時間だけ行ってみる」「教室に入らなくても、校門まで行ってみる」など、達成可能な範囲で試してみることを勧めるのも効果的です。

子どもが無理なく実行できるステップを一緒に考えることで、自分の力でできることへの自信が少しずつ積み重なっていきます。

「自分で決められたね」と小さな成功を認めてあげる

子どもが自分で選んだ小さなステップを実行できたときには、「自分で決められたね」「頑張ったね」と、その達成を認めてあげることが大切です。

思春期のお子さんにとって、自分で決めたことをやり遂げることは大きな自信につながります。

お母さんがその努力をしっかりと見守り、認めることで、子どもはまた一歩、前向きに進んでいけるようになるでしょう。


お母さんが「答え」を教えるよりも、お子さんと一緒に考える時間を持つことで、子どもが自分で考え、解決していく力が育まれます。小さな一歩を認め、一緒に進む姿勢を大切にしながら、お子さんが自立していくサポートをしていきましょう。

学校に行かなくても大丈夫?親が伝えるべき休み方と選択肢

お子さんが「学校に行きたくない」と感じているとき、親としては「休むのも選択肢の一つだよ」と伝えることで、子どもが一時的に心の負担を軽くできることがあります。

特に思春期には、周囲の目や自己評価からプレッシャーを感じやすい時期です。「休んでもいいんだよ」と、お母さんが柔らかく伝えることで、お子さんが安心して自分の気持ちに向き合いやすくなります。

ここでは、学校を休む選択肢やその伝え方について、ポイントをお話しします。

「お休みすることも必要な時があるよ」と、無理をしない選択肢を提案する

「学校は行くべき場所」という意識は多くの子どもが持っていますが、時には休むことも大切です。

お休みすることも必要な時があるよ」と伝えることで、無理をせずに自分の気持ちを優先する選択肢があると理解できます。お母さんからの「休んでいいよ」という言葉は、子どもにとって心が軽くなるサポートです。

「ただのお休みじゃなくて、充電の時間だよ」とプラスの意味づけを

「学校を休む」と聞くと、「周りに迷惑がかかるのでは?」「自分が悪いのでは?」と不安を感じてしまう子どももいます。

そんなときには「これはただのお休みじゃなくて、心の充電のための時間なんだよ」と伝え、ポジティブな意味を持たせてあげましょう。

お母さんからの励ましによって、「お休みが悪いことではない」と理解できると、子どもは少しずつ自分のペースで気持ちを整えられるようになります。

「自分にとって一番良い方法を一緒に考えてみよう」と、他の選択肢を提示する

学校に行かない選択肢が出てきたとき、代わりに何ができるかを一緒に考えることも大切です。

たとえば、「少し休んでみて、その間に自分の好きなことをしてみるのはどう?」とか、「週に何回かは学校に行く、という方法もあるよね」といった形で、無理なく取り組める方法を一緒に考えます。

このように一つの選択肢に縛られず、さまざまな方法を探ることで、子どもが安心して決断を下しやすくなります。

「また行きたくなったら行けばいいんだよ」と、柔軟な気持ちでサポートする

子どもが学校に行きたくないと感じる理由はさまざまですし、その気持ちも日々変わることがあります。

また行きたくなったら行けばいいんだよ」という柔らかい気持ちでサポートすることで、子どもは「いつでも戻れる」という安心感を持てます。

お母さんのこの一言が、子どもにとっては気持ちのリセットや再スタートの後押しになるでしょう。


学校に行くかどうかは、お子さん自身が少しずつ気持ちを整理しながら決めていくべきものです。お母さんが「休むことも大丈夫」と伝え、寄り添いながら見守ることで、子どもは自分に合ったペースを見つけていけるでしょう。

脳の使い方を変えて、子どもの未来を創っていく

脳の仕組みと使い方」からすると、「学校に行きたくない」という出来事を避けようとしているので、問題回避型の脳の使い方になります。

問題を回避したところで、脳は「問題を回避したいのですね?」と勘違いが起こり、また、問題を作るようになります。

問題回避型」の脳の使い方の反対は「目的志向型」になります。

じゃあ、母親の脳から、この脳トレをして行きましょう!

何のために学校に行かないの?

そこに目的があるという脳の使い方になります。

それを子どもさんにも声かけしてください。

なんのために学校に行かないの?

行かない目的がわかれば、子どもさんの未来は大きく変わっていきます。

脳の仕組みと声かけの方法は、下記の記事で詳しく解説していますので、あわせてお読み下さい。

脳の仕組みを理解して声かけを変える方法

母親も一人で抱え込まない!子育てに頼れるサポート先と相談方法

出来事全てに意味があると考えて行きましょう!

学校に行くことが当たり前という前提も、
もしかするとこれからは変わっていく可能性もあります。

というより変わっていくでしょう。

今はその移行期なのかも知れません。

僕のところには母親からの相談が色々と頂きます。

  • 学校に行きたくない

  • 自分に自信がない

  • 自己肯定感が低い

  • やる気がない

  • モチベーションが上がらない

  • メンタルが弱い…

フィジカル面の相談もありますが
今ではメンタル面の相談の方が
圧倒的に増えています。

学校への相談ももちろんのこと
専門的な機関への相談

それだけではなく
「脳の仕組みと使い方」を変える
出来事を違った捉え方をするのも方法としてあります。

まずはご相談ください。オンラインで行っております。

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