龍と苺とレベルと才能とランスシリーズ
龍と苺という漫画がある。
これを読んでたらなんとなくレベルについて思ったので書く。
レベルとは何か?RPGのレベルだと考えて欲しい。経験値を貯めればレベルが上がりレベル1ではスライムしか倒せないそのうちレベル99になればラスボス魔王だって倒せる。そういうのがレベルだ。
一般的なRPGでは誰だってレベルは99まで行く。そういう仕組みで出来ている。勇者も戦士も僧侶も魔法使いも敵を倒して経験値を積めばレベル99になる。それがゲームの常識だ。
しかし現実は違う。現実ではレベル1から2になるまでに必要な経験値も違えば人それぞれだし、レベル10がレベル限界でいくら経験値を積んでもレベル10から上がらない人だっている。逆に1の経験値でレベル10まで上がってレベル限界が100の人だっている。そんな人を才能があるとかいったり天才だとかいうのだ。それをわかりやすく漫画にしたのが龍と苺だった。読んでない人は読んで欲しい。
それだけじゃなくて龍と苺は天才にも様々な形があることも書いた。主人公はおそらくその世界で一番才能がある天才だ。1を知れば100得てレベル限界だって多分999とかあるだろう。しかしそれは唯一無二の天才ではない。なぜならプロというのは誰だって天才なのだ。アマチュアは天才ではなく、プロになれるものは全員が天才である。そしてプロ(天才)でもレベルが500のプロ(各王位)がいればまだ経験値を積んでなくて一番の天才でもまだレベルが100の主人公だっている。作者はそういう漫画を書くには将棋が一番書きやすいと思って選んだのだろう。すごい。
ではそんな現実を描いた漫画があるのならそんなゲームも有るのか?自分は一つは知っている。ランスシリーズ(エロゲ)だ。才能限界(レベル上限)がありそれ以上は成長しない。システム的にこれを設定し、これが高いやつはストーリーでも強者(天才)として描かれる。そういうゲームだ。すごい。
ランスシリーズは完結してしまったからこういう世界が新しくゲームで描かれるかはわからない。でも才能とレベルについて学んだからそういうゲームを見たいなと思った。