降りてくるのを待っている時間

世界にあるものを手に取ってながめて、
少し煮詰まってきたので、休憩して、
自分の中から出てくる何かを待っている時間に、
低気圧の下でぼーっとした頭を乗せて、
足はてくてく歩いてくれる

さほどの能力も持ち合わせないぼくと、
みんなと。
それでもここにいてくれてありがとう
という感謝を表明して、きれいごとだと思われても、
すさまじく転変する日々のなかで、
理由も全くわからず出会う人や世界に支えられて、
今日も息をした

そうでしょう?

これから、自分自身でも予想できない何かが、
降りてくるのを待っているこの時間を、
楽しみながら過ごそうじゃないか

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