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子どもに3億円の遺産を残すより、月30万円稼げる能力を与えてから逝きたい

JABです!
日々子どもたちの成長を見ていて、

親としてこの子たちにしてやれることは何か。

とよく考えます。
そして我が家では夫婦でよくこういう話をします。

教育の方針とか、家族の在り方とか。
そして親と子の関係性についてもいろんな面
から考えて話し合い(堅苦しくないやつ)をします。

雑談の中でこうやって意思統一する機会って大切だなぁとおもう今日この頃です。

子どもに「一人で生きていける環境」を与えることが親の責務

子どもはいつか親の手を離れますよね。
(寂しいですが…涙)
だからそれまでに親としては「一人でこの社会の荒波を生き抜ける環境」を与えていくことが必要だと思うんです。

そこで我が夫婦は考えました。

どうやって、この任務を果たそうか

よくあるパターンは、

「子どもが一生働かなくても(働けなかった時も考えて)生きていけるだけのお金やその他財産を残す」

これも一理あって、間違えじゃないと。

ただし、現状の私や妻の収入では何億円も稼ぎ、残すなんてことは到底無理な話です涙

そして、それが最良とも思ってません。

お金を残しても、その価値が果たして確実に将来も維持されているのか?

お金はたくさんあるに越したことはありません。(そうじゃない人もいるけど)
でも今住んでいる日本において、3億「円」の価値が永続的に3億円である保証もないと思っています。

絶対に価値が変わらない「モノ」はないんじゃないかなぁと。

日本はどれほど世界で今の地位を保っていられるかということにも繋がりますが、すでに他の国々に追い抜かれつつある状況で、お金というモノに頼ってはいけないんじゃない?と。

お金(「円」)の価値なんて、永久ではないと思ってます。

お金持ちは幸せか?

そりゃ、お金はたくさんあるに越したことはありません。(貧乏ってホント辛いです)
でも子どもにはお金に囚われるような人にはなってほしくないと思います。

お金がなくても幸せを感じる機会はたくさんあるんです。

むしろ私は前職パイロット時代よりも確実に多くの幸せを日々感じています。
もちろん収入は前職時代に比べたら信じられないくらい少ない時期もありました。(今は自分の会社を経営しているので、収入が多い時もあれば少ない時もあります。)

それでも「お金よりも大切なものもあるんだなぁ」と感じます。

だから、幸せの基準は少なくとも我が家では「お金」や「収入」が中心ではないんです。

じゃあ子どものために何を残す?

子どもに何を残せるか。

この「何を」はモノじゃないよねってなりました。

幸せを感じることができる気持ちだったり、社会とうまくやっていく人間力だったり、相手を思いやる優しさだったり、誰かを守る強さだったり。

って、綺麗事かよ!って思いますが、これは本当に思います。だからそういうことも日々の生活の中で教えています。

が!!

お金もなくて、マインドだけじゃ子どもが幸せになれない可能も高い。

月30万円稼げる能力を

子どもたちが生きていくためのお金は親が遺産で残さない限り自然に湧いてくるものではありません。

でも…

自分で稼いでいくための思考や行動力

は教えてあげれるんだと思うんですよね。
それを徐々に伝えていきたいと思ってます。

お金を真っ当に稼げる能力を。

これがあれば、幸せな家庭を築きつつ(もちろん一生独身でもいいけど、私は家族がいて幸せなのでそこは伝えたい)、必要なときに必要なだけ稼げて、「幸せ」を自分でコントロールできるようになる。

もちろん常に幸せとは限らないけど、人生を通して「幸せの総量」を増やすことはできるんじゃないかなぁと。

だから、「子どもが大人になったときに、月30万円(今の価値でいうとそのくらい)を稼げる」って言う能力を与えてあげることが、私たち夫婦の「子育てにおけるミッション」だと言うことになりました。

実際に何をしてるのか

まずは「見せる」ということ。

仕事をしている姿を見せたり、お父さんお母さんがどうやって仕事をしているか、どんなことを考えているか。

これを結構赤裸々に子どもの前でも見せたり話したりしてています。

ときには睡眠不足になりながらも、パソコンに向かう姿だって見せちゃいます。

お金が少ない時は節約している姿を見せたりして、「お金は有限ではない」ということを伝えたりもします。

「こうやったらお金になるかな?」とか「これはお金の問題じゃなく、社会に価値を提供するため」とかも。

「お金を稼ぐことは大変なこと」というのを教えるのではなく、「大変なこともあるけど、常に考えて少し先を見据えて行動しておくこと」が必要だということを伝えていきたい。

それで子どもの将来はどうなるのか?

私たち夫婦が子どもに伝えたいことを100%伝えきれたと仮定して、我が子たちは将来どうなっていくのか。
そんなことはやってみないとわかりませんが、私はこう予想(期待)しています。

自分のやりたいことをするために、何がどのくらい必要で、それを満たすために何をすべきか考えることができ、行動に移すことができる

つまり自分の人生を自分自身で選択してコントロールできるようになって欲しいと願っています。


だから子どもに遺すものは3億円じゃなく、月30万円稼げる能力でありたい。

時代は急速に変わります。子どもが成長して大人になったとき、今と同じような状況じゃないかもしれません。

大袈裟にいうと日本という国で生活しているかどうかもわかりませんよね。

どんなところにいても、どんな状況に置かれても、その中で「考えて行動して生きていける能力」って、価値が変動する「お金」よりも、確実で価値のある遺産になるんじゃないかなぁと。

だからまずは「月30万円稼げるようになろう!」と。

子どもたちへ

残念ながらあなたたちが一生遊んで暮らせるような大金を遺せそうにありません。
だからあなたたちが自分で生きていけるようにいろんなことを伝えていきます。
あなた達が幸せに生きていけるように、父と母は人生を捧げます。

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