ポトスの水耕栽培|どこを切る?いつ根が出るの?育て方まとめ
育てていたポトスが葉っぱだらけになりました。ワサワサしています。
「ノビノビと元気に育ってくれればそれでいい」という親のよう気持ちで見守り続けてきたので、その気持ちがポトスにも届いたんでしょうね。本当によく育ってくれました。
…ってウソです。
剪定がめんどくさすぎて放置していました。
これ以上大きくなると困るので、葉っぱを剪定し、切った部分は水耕栽培に。
インテリアにもなっていい感じですよね。
ここからどんどん増やすこともできるので、ポトスを剪定される方はぜひ試してみてください
水耕栽培とは
観葉植物を土を使わずに水で育てる方法です。
「部屋に土を置きたくない」、「植物を気軽に育てたい」といった人にオススメ。
今回は成長しすぎたポトスを剪定し、余った葉っぱを水耕栽培にします。そうです、リサイクルです。
ポトスの成長期に合わせて5月〜7月くらいにかけて行います。
準備するもの
必要なものは・・・
ハサミ
空き瓶、もしくはコップ
はい、もうこれだけでOKです!特に買い足すようなものもありません。
根っこの状態がよく見えるように、瓶やコップは透明のものをオススメします。
茎をカットする
さっそくポトスの茎をカットしていきましょう!
と言いたいところなんですが、茎のどのあたりを切ったらいいのか悩みますよね。
ポイントは気根(きこん)の少し上の方で切ること。
気根(きこん)とは?
茎にある黒くてトゲのような出っ張りの部分
地表に出ている根っこのこと
どうして気根の上の方でカットするのかというと、気根から根っこが伸びていくからです。
この気根の部分を水に浸けて水耕栽培をしていきます。
・・・まあでも、正直どこから切ってもいいと思います(笑)
というのも、ポトスの茎をよく見れば気根だらけなので、あまり難しく考えずに「えいやー」と切っちゃって大丈夫です。私もかなり大雑把にカットしました。
ただ一点、注意しないといけないのが切った茎の方向を覚えておくこと!
茎を切っているうちに、どっちが根っこ側か葉っぱ側かわからなくなるんですよね。上下を間違えて水耕栽培にしてしまうと失敗します。
ポトスの茎をカットするときに気をつけること
気根の少し上でカットする
切ったポトスの向き(根っこ側か葉っぱ側か)がわかるようにする
育て方
あとは用意しておいた瓶やコップに水を入れて、さっき切った茎を入れていくだけ。水も普通の水道水で大丈夫です。
季節にもよりますが理想は2、3日に一度くらいのペースで水を換えます。
私みたいにめんどくさがりの人は2週間に一度でも大丈夫ですよ。(小声)ポトスは強い植物なので、しっかりと育ってくれます。
きっちり「2、3日に一度水換えをしないと!」というよりは「水が蒸発して少なくなったかなー」、「少し濁ってきたかなー」と思うタイミングで変えれば大丈夫です。
水を換えるときに瓶やコップも一緒にキレイにしておきましょう。
経過観察
その後、2か月ほど水耕栽培をしてみた経過です。
1日目
水耕栽培を始めた初日です。
ここから本当に大きくなるのか楽しみです。
1ヶ月後
根っこと新芽が出てきました。予想以上に成長している・・・!
今回2つ瓶を用意して、片方の瓶だけメネデールを入れて経過観察をしていました。
「メネデール」とは?
液体タイプの活力剤
新しい根の成長を助けるサプリのようなもので、植え替えの時や水やりをするときに薄めて使う
やはり成長が速いのはメネデールを入れた左の瓶。根っこもすごい勢いで伸びていきます。
右の水だけで育てたポトスもしっかりと成長していました。メネデール入りの瓶より成長速度は遅いものの、太くてしっかりとした根っこが出てきています。
2ヶ月後
もう完全体になった・・・!と思うくらい新しい葉っぱが生えてきました。根っこも長すぎて絡まっていますね。
やはりここでもメネデール入りの方が成長速度が速かったです。新しく生えた葉っぱの数、根っこの伸び具合も水だけで育てた方より勢いがありました。
経過観察まとめ
1ヶ月経過・・・根っこと新芽が出てくる
2ヶ月経過・・・新しい葉っぱが増える
メネデールは速く育てたい場合にオススメです。でも、無くても待てば成長してくれるので絶対必要!というほどでもないですね。お好みでどうぞ。
最後に
ポトスは鉢植えでも楽しめますが、水耕栽培でもしっかりと育つ観葉植物です。
特に根っこがニョキニョキ出てくる時期は水耕栽培だからこそ見られる貴重な体験!
ポトスを剪定する機会がある方は、ぜひ水耕栽培にもチャレンジしてみてください。
▼水耕栽培で大きくなったポトスを土へ戻す方法▼