2/12~16 📰市況ニュース📈チャートの記録
2/16(金)
NY市場サマリー(16日)ドル伸び悩み、株下落 早期利下げ観測後退で | ロイター
<為替> 予想を上回る米卸売物価指数(PPI)を受け米早期利下げ期待が後退したものの、米経済の力強さが懸念され、ドルが伸び悩んだ。
ドル指数は0.01%高の104.26。週間では約0.12%高と5週連続で上昇する見込み。
「米国の3連休を控えたポジション調整だった可能性がある」
<債券> 国債利回りが上昇した。1月の卸売物価指数が予想以上に上昇し、連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期の予想が後ずれした。
<株式> 下落して取引を終えた。予想を上回る米卸売物価指数(PPI)を受け、連邦準備理事会(FRB)による早期利下げへの期待が後退した。
<金先物> 米国の3連休を前に持ち高調整の買い戻しが優勢となり、続伸した。
<米原油先物> 中東情勢を巡る地政学リスクの高まりを背景に買い進まれ、続伸した。
【米国市況】株・国債ともに下落、PPI上振れ-ドル一時150円65銭 - Bloomberg
*根強いインフレ圧力浮き彫り、年内の利下げ観測が後退
*FOMCで投票権持つ2人、年内3回の利下げにオープン
16日の米国株式市場は反落。注目されていた1月の米生産者物価指数(PPI)統計が消費者物価指数(CPI)に続いて予想を上回る伸びととなり、米金融当局は利下げを急がないとの見方が強まった。
米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、年内3回の利下げ予想は「妥当な基本ライン」であると指摘。米アトランタ連銀のボスティック総裁は、インフレ統計が改善すれば、自身が現時点で望ましいと考えている2回ではなく、3回の利下げも「確実にあり得る」と述べた。一方、サマーズ元米財務長官は、最新のデータで明白に見られる根強いインフレ圧力は米金融当局の次の行動が利下げではなく、利上げになる可能性を示唆しているとの考えを示した。
米国株、ダウ反落し145ドル安 米PPIが予想上回る、米長期金利上昇も重荷 - 日本経済新聞
同日発表の1月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びとなり、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退した。
米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの見方や米主要企業の業績改善期待が投資家心理を支え、相場は上げに転じる場面もあった。同日発表の2月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)速報値は79.6と1月の79.0から改善し、約2年半ぶりの高水準となった。
NY円、反落 1ドル=150円20〜30銭 日米金利差の拡大で売り - 日本経済新聞
1月のPPIは前月比の上昇率が0.3%と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.1%)を上回った。サービス価格の上昇が目立ち、今週発表の1月の消費者物価指数(CPI)とあわせて米国のインフレの根強さを示した。もっとも、米国では3連休の週末を控えて長期金利が次第に上げ幅を縮めたため、円は売り一巡後に下げ渋った。来週に予定されている複数のFRB高官の発言内容を見極めたい雰囲気もあった。
ユーロは対ドルで横ばい。米PPIを受け、ユーロ安・ドル高が進んだものの、次第に3連休を控えて持ち高調整のユーロ買い・ドル売りが入った。
欧州市場サマリー(16日) | ロイター
<ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。最近の経済指標を受けてイングランド銀行(英中央銀行)の利下げに対する楽観的な見方が広がる中、鉱業株や銀行株が買われたのが相場を押し上げた。この日発表された1月の英小売売上高は前月比3.4%増と市場予想を上回ったが、利下げに対する市場の楽観的な見方が弱まることはなかった。
「一つは1カ月の数字に過ぎず、これまでの小売売上高の低迷を考えると、消費が本当に回復していることを示すさらなる証拠が必要になるだろう」と指摘。「二つ目は今週発表された英国内総生産(GDP)は非常に悪く、現時点で市場が最重要視する材料になっている」
<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。好決算の発表が相次いだことや、欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測が投資家心理を改善させた。
中国・香港株式市場・大引け=香港3日続伸、中国株は来週取引再開 | ロイター
東証前引け 日経平均、続伸 最高値まで一時50円に迫る
10時過ぎには707円高の3万8865円まで上昇し、1989年12月29日の最高値(3万8915円)まであと50円ほどに迫る場面もあった。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇したことや半導体製造装置のアプライドマテリアルズ(AMAT)の好決算とそれを受けた15日夕の米株式市場の時間外取引での株価急伸が追い風になった。
その後は上げ幅を縮小する展開となった。
日経平均大引け 続伸、329円高の3万8487円
日経平均が最高値に接近、米景気の軟着陸期待-商社など景気敏感高い - Bloomberg
「日本株の強い推移を見て、株価指数の構成銘柄全体に買いを入れている投資家もいる」とし、「マーケットが非常にユーフォリア(陶酔感)ムードなので、株価収益率(PER)が何倍とか理屈ではもう説明できない状況になっている」
日経平均は続伸、大商いで史上最高値に接近 半導体関連への売りで伸び悩み | ロイター
「週末要因もあり、高値を付けた後は利益確定売りに転じやすい」
2/15(木)
【米国市況】S&P500最高値更新、国債利回り低下-ドル全面安 - Bloomberg
*円は対ドルで一時149円57銭に上昇、ポジション調整の買いも追い風
*金利スワップ市場、6月米利下げを完全に織り込む
NY市場サマリー(15日)ドル全面安、利回り低下 株続伸 | ロイター
<為替> ドルが全面安。
<債券> 1月の小売売上高が予想以上に減少したことを受け、国債利回りが低下した。ただ、他の米経済指標でFRBは6月まで利下げに着手しないとの観測が裏付けられたことで、国債利回りの低下幅は限定された。
<株式> 続伸して取引を終えた。この日発表の小売売上高が予想より大幅な落ち込みとなり、FRBによる早期利下げへの期待が再び強まった。
<金先物> 米長期金利の低下や対ユーロでのドル下落を背景に買われ、6営業日ぶりに反発した。
<米原油先物> 低調な米小売売上高をきっかけとした対ユーロでのドル安を背景に買いが膨らみ、反発した。
15日の海外市場 NYダウ続伸、米金利低下が支え - 日本経済新聞
債権 朝発表の1月の小売売上高が市場予想を下回り、買いが先行した。
15日発表の1月の米小売売上高は2023年12月に比べて0.8%減と市場予想(0.3%減)よりも減りました。米国の消費減速が意識され、米長期金利の低下につながるとともに米株式相場を押し上げました。一方で今回は天候などの要因が影響したとの見方もあります。15日発表の米新規失業保険申請件数などは底堅さを示したようです。
米国株、ダウ続伸し348ドル高 景気敏感株を中心に買い S&P500種は最高値 - 日本経済新聞
朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数は21万2000件とダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(22万件)を下回り、労働市場の底堅さを示した。ニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀が発表した2月の製造業景況指数はともに前月から改善。1月の米小売売上高は前月比0.8%減と市場予想(0.3%減)以上に減ったものの、冬の悪天候が影響したとの見方が多かった。
NY円、続伸 1ドル=149円85〜95銭 米長期金利の低下で - 日本経済新聞
ただ、円相場は伸び悩む場面が目立った。小売売上高が市場予想を下回る一方で、ニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀が15日に発表した2月の製造業景況指数は市場予想以上に改善した。全米住宅建設業協会(NAHB)が同日発表した2月の住宅市場指数も市場予想を上回った。米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げするとの観測が後退する中で、円買い・ドル売りの勢いは限られた。
欧州市場サマリー(15日) | ロイター
<ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。
<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。好調な企業決算が追い風となり、ドイツのDAX指数が過去最高値を更新した。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が欧州議会の公聴会で「最新のデータはディスインフレの進行を裏付けており、今後も続くと予想される」とコメントしたのも評価され、相場を押し上げた。
東証大引け 日経平均が反発 34年ぶり3万8000円台、半導体関連が押し上げ
14日の米株式市場でハイテク株が上昇した流れを受けて東京市場でも主力の半導体関連株が軒並み急伸し、日経平均を押し上げた。日経平均は89年12月29日につけた過去最高値(3万8915円)まであと750円あまりに迫った。
内閣府が15日に発表した2023年10〜12月期の国内総生産(GDP)速報値は、実質年率換算で前期比0.4%減だった。2四半期連続のマイナスで、市場予想の中央値(1.0%増)に反して減少した。ただ、株式市場では実体経済の低迷は日銀が金融政策の正常化に動きにくくなるとの見方から、むしろ買い要因と受け止める声も聞かれた。
東証プライム市場の値上がり銘柄数は505と全体の3割にとどまった。
2/14(水)
14日の海外市場 NYダウ反発、ハイテク株に押し目買い - 日本経済新聞
代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの時価総額が14日、2021年12月以来、2年2カ月ぶりに1兆ドル(約150兆円)を超えました。1月11日にビットコイン現物の上場投資信託(ETF)の取引が始まって以降、投資家の裾野が広がり、価格上昇に拍車がかかっています。次に注目されるイベントは4月に控えるされる4年に1度の「半減期」です。
NYダウ反発、55ドル高で推移 ハイテク株に押し目買い - 日本経済新聞
14日には取引終了にかけて買いが優勢になった。米国株のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に対する高い評価が投資家心理を支えた。シカゴ連銀のグールズビー総裁は14日の講演でインフレ減速に楽観を示したうえ、 インフレ率が政策目標の「2%を達成するまで利下げ開始を待つことを支持しない」と述べた。
エヌビディアは2%あまり上昇した。時価総額は1兆8000億ドルを超え、ネット検索のアルファベットを上回った。今週に入ってネット通販のアマゾン・ドット・コムも抜いていた。
半面、ダウ平均は80ドル近く下げる場面もあった。
NY円、反発 1ドル=150円55〜65銭 日米金利差の縮小観測が支え - 日本経済新聞
「次の政策変更は利上げではなく利下げとの見方に変わりはなく、足元のドル買いは行き過ぎた面がある」との指摘があった。
円は対ユーロで小幅に続落。ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反発した。
NY市場サマリー(14日)ドル小幅安、利回り低下 株反発 | ロイター
<為替> ドルが小幅安。前日発表された好調な米消費者物価指数(CPI)を背景に一時3カ月ぶり高値を付けたものの、利益を確定する動き。
「ただ、15日に発表される米小売売上高も堅調な内容となることが予想され、ドルを支援するだろう」
神田真人財務官は14日朝、為替市場での年初来10円もの円安の動きは急速で、経済に悪影響を及ぼす可能性があると述べた。
<債券> 国債利回りが低下した。シカゴ地区連銀のグールスビー総裁の利下げ時期に関する発言が材料となった。
<株式> 反発。好材料の出た米配車大手ウーバー・テクノロジーズとリフトに買いが先行したほか、半導体大手エヌビディアが時価総額でアルファベットを抜き、米企業として3位に浮上した。
<金先物> 米早期利下げ観測が後退する中を、5営業日続落した。
<米原油先物> 米原油在庫の急激な積み増しを嫌気した売りに押され、8営業日ぶりに反落した。
【米国市況】株上昇でS&P500は大台回復、国債も反発-円もみ合い - Bloomberg
*エヌビディア、時価総額でアルファベット抜く-大型テク株が好調
*介入への警戒感から円のボラティリティー低下、150円台半ばで膠着
米国債 米国債市場は短期債主導で上昇(利回りは低下)。
米国時間に債券相場を動かす大きな材料はなかったが、高止まりする利回りが買いを誘った。
為替 ドルは英ポンドを除くすべての主要通貨に対して下落した。英ポンドは対ドルで下落。1月のインフレが市場予想を下回り、イングランド銀行(英中央銀行)による年内の利下げ観測が高まった。
原油 ニューヨーク原油先物相場は下落。米原油在庫が先週1200万バレル増となったことが政府の統計で示された。この増加量は昨年11月以来の大きさ。
米国株価指数
欧州株式市場=反発、英中銀の早期利下げ観測で | ロイター
欧州市場サマリー(14日) | ロイター
<ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。1月の英消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回ったことで、イングランド銀行(英中央銀行)がいつまで制約的な金融政策を維持するのかを心配していた投資家の間で買い安心感が広がった。
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。この日発表された英消費者物価指数(CPI)のインフレ率が市場予想を下回ったためイングランド銀行(英中央銀行)の早期利下げ開始観測が強まり、買いを促した。
「一方で英経済は弱く、昨年に労働市場の逼迫が大幅に緩和した。これらは利下げをするあらゆる理由となる」
「世界の株式市場は『底値買い』のマインドが強く、米国の株や債券の売りが限られることが明らかになると欧州市場が回復した」
中国・香港株式市場・大引け=香港上昇、一時は1.8%下落 中国は引き続き休場 | ロイター
東証大引け 日経平均は反落、米株安波及 短期の過熱感も重荷
「足元の上昇があまりに急だったので、前日の米株安は利益確定売りのいい理由になった。ただ、上昇に乗り遅れた機関投資家は多く、押し目買いもかなり入った」
2/13(火)
【米国市況】株・債券ともに急落、CPI上振れで-ドル150円台後半 - Bloomberg
*コアCPIは8カ月ぶり大幅上昇、「ラストマイル」厳しさ浮き彫り
*円相場は心理的節目となる150円を突破、介入再開への警戒感高まる
NY市場サマリー(13日)株急落・ドル150円台、米CPI受け | ロイター
<為替> ドルが上昇した。市場予想を上回る米消費者物価指数(CPI)を受け、3月米利下げ観測が後退する中、ドルは主要通貨に対し3カ月ぶり高値を付けた。ドル/円も昨年11月以来初めて、市場参加者が介入警戒ラインと位置付ける150円台に乗せた。
<債券> 国債利回りが上昇し、10年債と30年債の利回りは一時2カ月半ぶりの高水準を付けた。
<株式> 主要株価指数が急落した。
<金先物> 4営業日続落した。
<米原油先物> 地政学リスクを意識した買いが入り、7営業日続伸した。
NY円、続落 1ドル=150円70〜80銭 米利下げ観測が後退 - 日本経済新聞
日経平均終値、1066円高の3万7963円 34年ぶり
東証大引け 日経平均、大幅に3日続伸 34年1カ月ぶり高値 東エレクがけん引
「主力株に好決算が目立ち、業績の裏付けがあるなかで、過去最高値の更新が現実味を帯び、買いが買いを呼ぶ展開となった」
東京海上やMS&AD、SOMPOなど保険株が軒並み大きく上昇したことも日経平均を押し上げた。「金融庁が損害保険大手4社に政策保有株の売却を加速するよう求めたことがわかった」
「日本企業の企業統治(ガバナンス)改革が続いているとの見方につながり、中長期志向の海外の機関投資家の資金流入したようだ」
2/12(月)
NY市場サマリー(12日)ドル小幅高、利回り上昇一服・ナスダック小反落 CPI待ち | ロイター
<為替> ドルが主要通貨に対して小幅に上昇した。今週発表される米国のインフレ率と小売売上高が注目されている。
ビットコインが2021年12月以来となる5万ドル台を回復した。
<債券> 国債利回りが低下した。
<株式> ナスダック総合が2021年11月に付けた終値での過去最高値を一時上回ったが、その後下げに転じた。
<金先物> 3営業日続落。
<米原油先物> 6営業日続伸。
【米国市況】S&P500は一服商状、CPI控え-ドル149円台前半 - Bloomberg
*ソフトバンクG傘下の英アームは29%急伸、AI巡る期待で買い継続
*ナスダック100指数はアンダーパフォーム、マイクロソフトなど下落
13日に発表される1月の米消費者物価指数(CPI)統計は、さらなるインフレ鈍化を示すと予想されているが、高値警戒感から積極的な売買は限られた。米株は5週連続の上昇で買われ過ぎの水準を超えており、少なくとも値固めが必要との声も聞かれた。
S&P500種の予想株価収益率(PER)が約20倍に達するのは、過去25年でドット・コム・バブル時と新型コロナウイルス禍後の強気相場の2回に限られる。
米国債相場はCPIの発表を控え小動き。
ニューヨーク外国為替市場でドルは小動き。CPI統計を控えて狭いレンジでの取引となった。円とスイス・フランはリスクに敏感な通貨に対して売られた。
NYダウ反発、125ドル高 英アーム株一時4割高 - 日本経済新聞
ダウ平均の構成銘柄ではないが、先週に好決算を発表した英半導体設計のアーム・ホールディングスは一時4割高と大幅に上昇。
12日の海外市場 NYダウ反発、125ドル高で最高値
ハイテク株を中心に利益確定売りが出て相場の重荷となった。ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反落した。
NY円、小反落 1ドル=149円30〜40銭 米CPI控え、方向感乏しく - 日本経済新聞
チャート出所:https://sekai-kabuka.com/
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