マルマセラピー 多くの人の助けになる、この技術を知ってほしい
▼執筆 / JAA主任講師・ビューティーライフ研究所 高橋 佳璃奈先生
11月18日に、生ライブ配信のZoomレッスンが終わりましたが、ぶっつけ本番だったのにもかかわらず、制限時間ピッタリの中に納まり、自分なりに講師歴28年という経験値を感じました。
▼次世代育成セミナー
その時、モデルになってくださる方に、カメラ配置のテストや流れのための施術をポイントだけ行ったのですが、10分程度にもかかわらずあごのラインがシュッとなって、顔色がぐんとよくなっていたのです。すごい！若さというのは、技術がすぐに反映される体なんだな、と改めて実感。
年齢が重なると、疲労部位が深くなっていたり、循環も悪くなっているので、顔色程度は変わるのですが、速攻というには10分程度では足りない・・、と感じていました。
そんな時、今年の11月は気温の乱高下や天候がころころ変わるという、今までにない異常気象の中にあり、体調不良を訴える人や、芸能人の中で50～70代の方の逝去が相次いで報告されました。多くの原因はガン等でしたが、急激な体調変化には気候が大きく左右するでしょう。厳密にいえば、気圧や太陽フレアによる電離層における電子量が大きく関わっているのです。
「気圧病」という耳慣れない病名は、最近名付けられたもの。季節の変わり目などに、急に発症する頭痛や眩暈、吐き気や下痢、蕁麻疹や体調不良など、これらの原因が耳下腺や内耳にあるリンパ液の異常ということには、あまり気付かれていませんでした。
私はまさにそこに該当していて、10代後半のころから3月に必ず眩暈と吐き気と体調不良があり、それがメニエール症候群という名前であることを知ったのは30歳を過ぎた時。幸いアーユルヴェーダを学んでいたために原因が分かり、その原因を排除し、食を正したところ、二度と発症することはなくなりました。同時に自分の弱点がわかり、似たような体質や弱い器官をもつ人は、同様の症状が起きやすいことが、実践を通じてわかりました。
今回Zoomレッスンで紹介している「マルマセラピー＆ヘッドヒーリング」のテクニックは、癒しからくつろぎへというタッチなのですが、実はこの耳から首周辺のリンパや体液の流れをよくし、頭部の循環を促し、同時に唾液の分泌もよくするので、感染防止にも役立つのです。
全体で15分から20分位の技術なので、皆さんの今使われているトリートメントに足したり、ここで紹介している「出店型セラピー」には多くの需要があると思うのです。
12月にオンデマンドとして配信されるとのこと。まだチャンスがあるので、ぜひ見ていただけたらと思います。不眠やストレス性頭痛、「気圧病」の予防にもなるので、多くの人に役立つでしょう。できれば、体験セミナーもこの先にできたら、新しいステージに向かっていけることでしょう。私の人生の置き土産として、多くの方にこのマルマセラピーを知っていただけたらと思います。
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インド伝承医学のアーユルヴェーダとアロマセラピーと融合し、日本人の生活と体質に併せてセラピーに取り入れることを目的とした「アーユルヴェーディック・アロマセラピー」の提唱者・高橋佳璃奈先生。
JAA主任講師としてJAA設立当初から当協会の資格者育成、アロマセラピーとアーユルヴェーダの研究・普及など、業界第一人者としてご活動されています。
高橋先生は現在、その研究と経験を新時代におけるセラピストへ繋げていきたいと次世代育成セミナー第一弾を企画しました。
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