3年でドイツ国籍をとる?
ドイツに来て9カ月が経ちました。これまで色々なことを体験してみて、意外と住めそうなのでここに残れるように頑張っています。
そして、今の大きな目標は"3年後にドイツ国籍をとること"です。国籍法が緩和されたおかげで、理論上3年間の滞在で国籍がとれるみたいですね。ただこの制度を使ってドイツ人になった日本人の体験談がないので、じゃあその試行錯誤の過程をネットに残していこう!というノリで書いてます✌
今回は3年で国籍を取得するために必要な条件について、難しいものを3つ取り上げます。それと今回書くのとは別ですが、ドイツの人と結婚して2年経っていれば3年でとれるみたいですね。
3年でドイツ国籍を取るための3つの条件
1つ目は"優れた学問成績や職業資格・経験、ボランティア経験があること"です。これが一番難しいんじゃないかな?そもそも自分のとる資格(幼稚園の先生)が社会的に優れてるのかよく分からないし、学校でドイツ人より良い成績を取れってのもムズそう。僕は今のところ全て持ってないです✌ 基準が全く分からないけど、申請の1年前くらいからボランティアはしようかな。
もちろん自分で生計を立てれない人は基本的に3年で国籍をもらえません。なので、僕は安定した収入を得れるように2025年2月から3年間の職業訓練をする予定です。この期間も職業経験に換算される…はず。
ドイツ語も僕が持っている資格のもう1つ上のレベル(CEFR C1)が必要です。B2ギリギリ合格の僕からすると、これも適当にしたらもちろん達成できません。
ドイツ国籍取得のメリット・デメリット
等々、3年でとるには他にも課題が山積みですが、国籍取得にはメリットも多いんです。例えば、EU加盟国には"EU市民は学費無料"という大学があって、もちろんその恩恵を受けれます。それに加盟国内では制限なく住んで働けるので、いろんな国でお試しで住んでみるなんてことも出来そうです。あとは、永住権と違ってドイツを6か月以上離れても国籍喪失なんてことにはもちろんなりません。
でも、僕にとって最大のメリットはこの何となくワクワクする感じとたくさんの逃げ道をくれるところなんです。3年間頑張ってみよう~って思えるんですよね。デメリットで言うと、日本国籍が無くなることですね。日本に3か月以上帰るときは在留資格が必要になります。
終わり
次は、ドイツのインターンシップ(Praktikum)について書きます。
同じ志を持つ方!国籍を取った先輩方!是非Twitterからご連絡ください~!
(写真はドイツで初めて撮ったもの。空港からホテルに行くまでの切符)
この記事を書くために参考にしたサイト
・国籍法10条(https://www.gesetze-im-internet.de/stag/__10.html)
・ベルリンが運営するドイツ国籍申請のためのHP(https://service.berlin.de/dienstleistung/318998/)