科学史から見た量子力学の間違い④
ニュートリノは最も波長の短い電磁波で地表には1cm^2当たり1秒間に660億個も降り注いでいる。ニュートリノの媒質は原子核である。ほとんどすべての原子核にニュートリノは衝突し、通り抜けていることになる。ニュートリノは何をしているのか?
原子核からガンマ線が放射されている
シザースモードという現象が発見されている。ある種の原子核にガンマ線を当てると原子核が変形して、ガンマ線を放射する。図はhttps://www.qst.go.jp/site/press/1211.htmlより
すべての原子ではないが、原子核はガンマ線を吸収、放射して、振動、変形することが知られている。原子の大きさは120pm~200pm程度だ。ガンマ線の波長は10pmより短い。原子の直径よりも短い。電子殻と呼ばれる軌道電子は原子核を中心に100pm程度の半径の中に周期的に存在している。
太陽系の仕組み
ところで太陽は星間物質を取り込んで太陽風を噴出す。太陽風を受けて惑星は電荷を与えられ、軌道を維持している。太陽自身は巨大なプラスの電荷をもち、惑星はマイナスとプラスの電荷をもつ。例えば、地球は地表の岩石はマイナスの電荷を蓄えるが、地球を取り巻く大気と電離層はプラスの電荷をもつ。地球は太陽のプラスに引き付けられつつ、反発している状態だ。軌道電子と同じようにゆるくつながれているのだ。
太陽系もまた原子と同じように惑星が周期的な軌道を持つ。太陽系を維持するメカニズムは5分ごとに振動する太陽振動が原因だ。
太陽の大きさが変化することで、太陽風の吹き出しには振動がある。太陽振動は、太陽自身の大きさを一定に保つ役割と、惑星の軌道に定在波を作り安定化する役割がある。
太陽振動が5分の場合の定在波と惑星の位置を示した図がある。惑星が定在波の節に落ち込んでいる様子がわかる。原子における電子の飛び飛びの状態も同じメカニズムが働いている。
原子はニュートリノが維持している
原子核に突入したニュートリノは陽子表面を振動させる。これを陽子振動と呼ぶことにする。陽子振動は電界の振動なので、原子核周囲に非常に短い電場のパルスを広げる。ガンマ線の定在波が生じていると予想できる。軌道電子はこの定在波の節に落ち込むだろう。これが量子跳躍のメカニズムだ。
原子核に含まれる陽子と電子が軌道電子を緩くつなぎ、ニュートリノがガンマ線の定在波を作る。ニュートリノは陽子に電荷を供給していると考えられる。地球を通り抜けてきたニュートリノが予想よりも減っているのは、膨大な原子核を通り抜けて電荷を与えてきた結果、減衰したのだ。原子はニュートリノによる電荷の供給によって維持されている。カミオカンデが陽子崩壊を観測できないのは、常にニュートリノが降り注いでいるからだ。
量子力学は実験などの結果とよく合っていると言われる。量子力学による予想が合っているのは、統計力学のおかげである。次回は統計力学とこの新しい原子模型を簡単に説明してみる。