【アマチュア無線】SSTV実験
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
夏といえば、TVの季節ですね。
アマチュア無線には、画像を伝送するためのモードが大別して2つあります。
一つ目がATV、二つ目がSSTVです。
今回は手元のリグで簡単に運用可能なSSTVにチャレンジしてみました。
SSTVとは?
画像を音声に変換して画像伝送をします。SSBまたはFMの音声に音をのせるので、HF帯でもできます。
「TV」とありますが、あくまでも「画像伝送」なので、静止した画像しか伝送することができません。
実験結果
今回は近距離(1km程度)での実験で、430MHz帯を使用してFM、SSB、DVモードで通信をしました。
FMに比してSSBは若干画質が劣っていました(一枚目と二枚目で画像も受信局も異なりますが、大体同じぐらいでした)
「画像を音声に変換して伝送するなら、ほかの音声モードでもSSTV通信できるのではないか!?」ということで、D-starのシンプレックスモードで伝送を試みました。
SSBでの伝送と同じ画面を送信しましたが、まったくデコードすることができませんでした。
音声をデジタルに変換する際に、人間の耳には「ケロケロしてるな~」程度にしかならないズレ(?)がSSTVのデコードには大きな影響を及ぼすみたいです。
今後の展望
今回はAMでの伝送実験ができなかったので、機会と機械があれば試してみたいと思います。
また、8月にはSSTVのコンテストがありますので、参加いたします。
文責:JR2XKM