丸10年。
2011年3月11日の東日本大震災から昨日で丸10年。
母からもラインが来た。
私の両親はその当時、福島に移り住んでいたので、避難ということで東京の姉と私の近くに5年ほど住んでいた。(家財道具は一式福島)
それから、また福島に戻った。
これ↓は『クリスマスローズ』家の庭に咲いたと母が送ってきた。
母方の親戚たちは福島にいるので、助かったのは不幸中の幸い。
うちはどちらかというと福島第一原子力発電所事故による災害の方がひどかった。
祖父母の家は禁止区域に指定されたため、みんな家をでなければならなかった。もちろん家畜や田畑もそのまま。
肉牛を飼っていたけど、放置しなければならなかった。もちろん売りものにはならないので大赤字。
ただ、叔父と叔母は、近くに川もあるしせめて、という思いで牛舎の扉を開けたのだった。
祖母は、もっと前に他界していたが、その時入院をしていた祖父は災害中、避難とかでいろんな病院を移動し、その最中に亡くなってしまった。
なので、母は祖父の最期を見送ることはできなかった。
本当にいろんなことを思い出す311。
TVでは終始311のことをやっていたが、こういう10年という節目に限らず家の防災グッズは定期的に確認しておかないといけないなと思った。
うちに防災リュックがあるのは知っているが、もう何年も開けていない…
開けるのが怖いくらい。ただ、めちゃ古いのは確かなので、簡易トイレとかもないし、手動の発電機みたいなのもない。
今はネットで、携帯の充電もできるようなグッズもセットになっているので、1つ新しいのを買って置こうと思う。
災害には備えあれば憂いなし。
人生も備えあれば憂いなし。
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