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色んなシステムで今年のグランパスを妄想してみる

さて、開幕の刻がそろそろ近づいて参りました。ルヴァンを獲り、さあ今年こそリーグタイトル!って時に、コロナで無念の活動休止。正直終わったなって思いました。でもいざこうシーズンを目前にすると、どうにもワクワクします。名古屋グランパス、今年は一体どんな姿を見せてくれるのでしょうか。今回はそんな名古屋グランパスを、あらゆるフォーメーションに当てはめてみたらどうなるのか!?っていうやつです。実際に機能するかなんて分かりません。という無理矢理当てはめた類のものもあるので、そんなことは蚊帳の外にでも置いといて下さいな。


今回もこちらを利用
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4-2-3-1

なんとなくバランスが良さそう

一番採用される可能性が高いであろう布陣。一昨年ぐらいから引き続き採用されていること、2列目に適正のある選手が多いことなどからも採用が頷ける。実際に各メディアやグラぽの記事内でも4-2-3-1予想が多くなっている。つまりそれは、このシステムでの名古屋グランパスに関する事はわざわざ今ここで書かなくても他の手段で知ることができてしまうということ。ならば大してサッカーを深く知らない自分が書くことなど無い。選手名鑑、グラぽ、各種サイトをご覧になって下さい。この記事で自分が書きたいのはもっと馬鹿げた妄想です。


4-4-2

ボランチ仙頭はハイリスクだと思ってます

4-2-3-1に続いてまたオーソドックスで採用されそうなフォーメーション。初めは2トップを酒井と仙頭で、仙頭がちょっと下がり目な感じにしようかと思っていたが、それはほぼ4-2-3-1だからわざわざ書く意味がまた無いやん。ってことで、超攻撃的な4-4-2にしてみた。
まず第一に、最前線の枚数が増えたことで攻撃の迫力がアップ。相手が2センターバック(以後CB)なら常に同数で駆け引きができるため、ゴールを奪える確率はグッと高まる。まあ実際にはボランチかサイドバック(以後SB)も使いながら枚数に余裕を作る相手がほとんどだろうが、単純に人が増えるというのは11人という限られた条件の中では有力な手段に変わりない。うちならばクバと酒井を置きたいが、クバの去就が不透明な為に柿谷とした。そしてボランチに仙頭を配置。阿部ちゃんが内側に入って森下が空いたスペースに上がれば、「マテウス柿谷酒井森下」の4人を阿部と仙頭で操るというロマン溢れるゴリ押しオフェンスが完成。ビハインドの時なんかなら比較的用いられることも多いだろう。


4-1-2-3

アンカー適正がありそうなのはレオシルバ

王者川崎さんの基本布陣。代表は3ボランチと言うニュアンスだが、こちらは"2枚のインサイドハーフ(以後IH)+アンカー"という役割分担があり、IHには攻守両面あらゆる場所で顔を出す8番的な仕事が求められる。例を挙げるなら田中碧。対してアンカーには試合全体をよく見てゲームをコントロールする6番タイプのバランサーに任せたい。こちらも例を挙げるなら岩尾憲。前者ならば、グランパスに適材が何人かいる。その筆頭格が稲垣だろう。豊富なスタミナで攻守両面あらゆる場所に顔を出すことができ、球際ではハードなタックル、相手を見たインターセプト、更には自らがゴール前へと入っていき得点も奪う。国内ならばおそらく三本の指には入る。と言うか一番の可能性すらある。他にも長澤、仙頭、豊田らも居心地の良い職場だろう。後者にハマるだろう選手はなんと言ってもレオシルバ。かつては推進力溢れグイグイと進んでいくスタイルだったが、年齢も考慮すればそんなことを繰り返すのは難しいだろう。だからこそ、IHの網を越えてきた相手選手をここぞとばかりに潰して欲しい。球出しの能力も兼ね備えているのもポイントだろう。そういう意味では吉田温紀も割って入っていけそう。


4-4-2(中盤ダイヤモンド型)

ウイングタイプが多いグランパスには超絶不向き

開幕戦の相手、ヴィッセル神戸の基本布陣。ウイング(以後WG)がいない分、いい意味でいえば流動的、悪くいえば各選手の負担が大きいシステム。正直、WGタイプの多いグランパスが使うことはほぼないだろう。去年時々使っていた左IHマテウスが輝けそうってことぐらいしかいい所がみつからない。あとは森下が存分にオーバーラップできそうってことぐらい。WG全員怪我でもしない限り見ないだろう。なら一生見なくていい。


4-1-3-2

中々のクソワロタフォーメーション

もうなんといえば良いか、攻撃のこと以外何も考えてなさそう。そりゃあ前線に4枚+トップ下が並ぶわけだから迫力はすごいだろうけど、まず1ボランチの負担が頭おかしい。さすがに稲垣でもお手上げである。


4-2-2-2

SBがキャリーオーバー

大昔のサッカー大国ブラジルの採用したフォーメーション。2ボランチの前に2枚のセンターハーフ(以後CH)を置くことで中央に寄りがちな選手が多くても成り立つ。ただもちろん、誰が見てもわかる通りサイドがスッカスカになる。SBの負担は並外れたものになるため、実際に機能するかどうかなんて知ったこっちゃねえよという感じ。


4-4-2(0トップ)

仙頭と阿部が適役っぽい

時は遡り2020年、FWの2人(金崎と山﨑)が両方とも負傷し、最前線が不在となった時に採用された流動的な0トップシステム。当時は前の2枚にGX10と阿部が入ることでマッシモグランパスとは思えない軽やかな攻撃もあった。ただしそううまくは行かず、すぐに頓挫。フラストレーションの溜まったGXが飛び蹴りを繰り出すほどの手詰まりに終わった。但し隠し玉的に勝負どころで繰り出せば、相手のCBを無効化できる(見るべき相手が不在で、尚且つ着いていこうとしても今度は中央がぽっかり空いてしまう為)。カップ戦の準決勝ぐらいで急にこれにしたら相手は戸惑ってくれる、かもしれない。


4-1-2-3(0トップ)

最前線の選手が不在なら悪くはない

またまた0トップ。今度は4-1-2-3で最前線がいない感じになっている。4-4-2(ダイヤモンド)の2トップが目いっぱい幅をとった形と考えてもいいかもしれない。もしうちでこれをやろうとするなら、0トップの位置には仙頭もしくは阿部が適任だろう。柿谷や豊田なんかも面白いかもしれない。


3-4-2-1

現チームでも実現可能

3バックの定番。ウイングバック(以後WB)の枚数が不安な事以外は現在のグランパスでもオプションに加えていいレベルで人材は揃っている。右サイドで宮原と森下の共存が可能になり、同じく左サイドでも河面と豊が両方出場できる。初めの方に4-4-2で攻めに行けるみたいな話をしたが、むしろこちらの方が攻撃に迫力を出せそうだ。特に河面と森下の長所がこのシステムで存分に押し出せる。左ストッパーでの河面には、札幌の福森を連想させるようなプレーを期待したい。後ろに3人が構えているため、森下は思い切った攻撃参加が可能になる。実際に昨年のルヴァン準決勝2ndLeg FC東京戦でこんな言葉を残している。

サイドバックよりも0.5列ぐらい上がったところで攻撃的になれたので。2点取られてからですけど、より前に行かなきゃいけない中で、僕の推進力が生かせたと思います
https://soccermagazine.jp/j1/17487577

選手自身も手応えを感じている3バック。マッシモ政権下では逃げ切りのカードとして使われることが多かったが、今季は点を取りに行く場面での勝負のカードになるかもしれない。


3-1-4-2

仙頭の位置が下がることでより攻撃が滑らかに

3-4-2-1からの大きな変化は無いものの、仙頭が一列下がることでパス回しがより円滑になることが期待できる。稲垣がゴール前に入っていく回数も増加するだろう。アンカー脇という弱点は生まれるものの、稲垣祥が2人分の働きをすればそんなものは無かったことになる為そこまで心配する必要はない。


5-4-1

中央にチアゴで跳ね返しまくる

やはり5バック。逃げ切りたい時の選択肢として持っておきたい。というか3-4-2-1≒5-4-1なので、ようは3(5)バックを手札に加えておきたいよねというお話。ということで基本的には引き込もれるメンバーを採用。1つ目のポイントはCB中央に配置したチアゴ。足が遅いぶんひたすら放り込まれたハイボールを無慈悲に跳ね返すというタスクを任せる。リーグ内ならよっぽどエアバトルでボコボコにされることは無いだろうから、ひとまず安心できる。「チアゴおるなら空中戦挑むのはミスリードやな」とか言って地上戦を挑んできたら、地上戦守備を鍛えられたマテウス&相馬がハードな守備を見せる。やっとの思いでそこを抜けると、地上戦人類最上の吉田豊と宮原和也の姿が。この地上戦対策が2つ目のポイント。相手からしたら泣くしかないでしょう。


5-3-2

もう超絶守備固め

こちらも5-4-1と同じく5バック。そしてこれまた同じく3-1-4-2とあんまり変わらない。まあ要するに3(5)バックは狙い次第で超攻撃的にも、超守備的にもなるということである。



さいごに

ここまでふざけた妄想を色々考えて来ましたが、最後にガチ予想をさせていただきます
4-2-3-1は今更書かなくていいとか言っときながら結局書いてんじゃねえよと思うでしょうが、大目に見てやって下さい。

4-2-3-1

GK
>何事もなければミッチ

CB
>大迫というポストプレーヤー、スピードがある武藤という2トップで来るだろうから、前者はチアゴに、後者は中谷に任せたい。

SB
>神戸はサイドハーフがなく、難しい立ち回りを強いられるだろうから、とりあえず対人最強の2人を配置しておけば大崩れはしないだろうよという安直な考え。

2ボランチ
>稲垣は確定として相方を誰にするか考えた時に、長澤かレオシルバになる。まあそれならレオシルバでしょう。

トップ下
>仙頭一択。柿谷の状態が分からないが、とりあえず仙頭がスタメンじゃないのは考えられない。

SH
>右に相馬、左に阿部。左にカストロ右に阿部でも良かったが、右が阿部&宮原となると推進力が無さすぎるでしょう。という事で相馬で補填。

FW
>新加入の酒井をチョイス。クバがいればクバを置きたいが、しばらくはフィジカル王とムーの2人で頑張ってもらうことになる。ただ色んな記事を見る限り酒井の先発は固いだろう。


本当にさいごに

コロナによる全体練習休止もあり、前半戦は難しい戦いを強いられるであろうグランパス。厳しい状況だからこそ、フォーメーションも含めた目指すサッカーの指標を開幕戦からある程度見せて欲しいものです。

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