【書籍紹介】SDGsの知見を広めたいビジネスパーソンにオススメしたい書籍
「10年後の未来をつくるノート」編集部が、さまざまな視点からおうち時間をSDGsに触れる時間にするためのアイデアをご提案をしていく「おうちでSDGs」。今回は「SDGsの知見を広めたいビジネスパーソンにオススメしたい書籍
」をご紹介します。お仕事でSDGsを勉強する必要が出た方や、SDGsをビジネスに取り入れたい方などは、ぜひ参考にしていただければと思います。
参考にできるSDGsのビジネスモデルを豊富に収録
SDGsをビジネスに取り入れたい方や、ビジネスチャンスとして捉えたい方に向けて、SDGsを実践して17のゴールを達成するためのアイデアやヒントをまとめた1冊。55の事例を通して、その取り組みが169のターゲットとどう関連しているのか、社会や環境へどのように影響しているのかを図解でわかりやすく解説していたり、マーケティングの4PとSDGsの5Pを掛け合わせた独自フレームワークでSDGsを「ツール」として使うための方法を紹介していたりと、具体的なアイデアが湧きやすい&自身のビジネスに落としやすいセンテンスが豊富に収録されています。
※マーケティングの4P(Product、Price、Placement、Promotion)
※SDGsの5P(People、Planet、Peace、Prosperity、Partnership)
●BOOK DATA
「SDGsが生み出す未来のビジネス」
著者:水野雅弘、原裕
出版社:インプレス
仕様:A5判/192ページ
2030年の先を見据えた考え方が身につく
すべてのビジネスパーソンへ向けて、SDGsの背景にある世界観を理解し、企業経営にSDGsを組み込むための考え方やヒントを指南する“SDGsをビジネスに実装する”戦略書。ビジネスパーソンとして「2030年のその先」へ向かうために、「SDGsに通底する世界観の理解」「ビジネス実装に役立つ思考法」「主要テーマの潮流をつかむ」という3つの側面から、SDGsが目指す世界がどのようなものなのか、その世界へ向かってどのような企業活動を起こしていくべきなのかなどを徹底解説。これからの時代を生きるビジネスパーソンにとっては、多くの気づきやヒントを得られる内容になっています。
●BOOK DATA
「SDGs思考 2030年のその先へ 17の目標を超えて目指す世界」
著者:田瀬和夫、SDGパートナーズ
出版社:インプレス
仕様:A5判/344ページ
見るだけでSDGsの導入の仕方がわかる入門&実践書
イラスト図解で、SDGsの基礎知識から企業がSDGsに取り組むメリットやビジネスへのつなげ方、自治体で導入する際のヒントまでを“見るだけ”で一気に理解できるSDGs入門書。終章では、 国内外のSDGs導入の成功事例が掲載されているので、ローンチ前の構想や施策の草案作りなどをはじめ、さまざまな面でビジネスに活かすためのヒントを得られるはずです。
SDGsのビギナーで、お仕事でSDGsを勉強する必要が出た方や、これからSDGsをビジネスに取り入れたい方などが最初に手に取る書籍としては最適な1冊と言えるのではないかと思います。
●BOOK DATA
「基礎知識とビジネスチャンスにつなげた成功事例が丸わかり! SDGs見るだけノート」
監修:笹谷秀光
出版社:宝島社
仕様:A5判/160ページ
時代のニーズに適う企業になるための「循環型経済」の指南書
環境への負荷を最小限に抑え、同時に最大限の経済効果を得るための新しい経済・産業システム「サーキュラー・エコノミー(循環型経済)」について指南する本書。ミシュラン、グッチ、アディダス、アップルなど、各業界を牽引する最先端企業による「SDGs実践の方法」「サーキュラー・エコノミーの取り組み」を紹介しながら、さまざまな企業が環境と経済を有機的につなげ、まったく新しい発想で商品やサービスを生み出す秘訣などが綴られています。
サーキュラー・エコノミーは、従来の作って捨てる「一方向(リニア)」型経済の中で活用されることなく廃棄されていた製品や原材料などを、新たな資源として活用し、廃棄物を出さずに資源を循環させる経済の仕組みのこと。「SDGsに取り組んでいない企業の成長はない」とまで言われる昨今にあって環境と経済を有機的につなぐことができれば、その企業は、企業価値が向上し、⻑期的な視点で社会のニーズを重視した経営と事業展開が可能になるはず。本書からは、その実践のヒントとアイデアを豊富に吸収することができます。
●BOOK DATA
「サーキュラー・エコノミー 企業がやるべきSDGs実践の書」
著者:中石和良
出版社:ポプラ社
仕様:新書判/190ページ