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【SDGs書籍紹介】イチから学びたい人にオススメしたい入門書

「10年後の未来をつくるノート」編集部が、さまざまな視点からおうち時間をSDGsに触れる時間にするためのアイデアをご提案をしていく「おうちでSDGs」。今回は「読書」をテーマに、「SDGsをイチから勉強したい!」という方にオススメしたい、楽しく、わかりやすく、そして詳しく学べるSDGs入門書をご紹介します。

日本におけるSDGs研究の第一人者による入門書

日本におけるSDGs研究の第一人者である蟹江憲史さんが執筆したSDGsの本格的な入門書。「SDGsとは何か」から始まり、SDGsが実現する経済・社会・環境、さらに企業、自治体、個人がどのように行動すべきなのかといったことなどを、網羅的かつ丁寧に書き上げています。
本書では、「SDGsがポスト・コロナ時代の世界の道しるべになる」という「SDGsのこれから」についても言及されているので、最新のトレンドを知りたいという方にもオススメの1冊です。

●BOOK DATA
「SDGs(持続可能な開発目標)」

著者:蟹江憲史
出版社:中央公論新社
仕様:新書判/304ページ

ビジネスパーソンが手に取りたい入門書

知識ゼロからでも理解できるSDGs解説からはじまり、SDGsに取り組む企業のインセンティブと意義について、サプライチェーン&バリューチェーンの視点から、ビジネスとSDGsを両立させている事例を取り上げて解説している1冊。これからSDGsを学んでビジネスに活かしたいという考えを持つビジネスパーソンにとっては最適な内容になっています。
企業が取り組むべき課題と目標がひと目でわかるバリューチェーンマップ」が付いているので、自社のSDGs設計や分析にも活用できるのもオススメポイントです。

●BOOK DATA
「60分でわかる! SDGs 超入門」

著者:バウンド 監修:功能聡子、佐藤寛
出版社:技術評論社
仕様:四六判/160ページ

「17ゴールと169ターゲットの新訳」を収録した入門書

SDGsの成り立ちや具体的な内容といった基礎情報を順を追って解説していくだけではなく、SDGsを「自分ごと」として使いこなすための考え方やアイデアを、豊富な実践例とともにビジュアル解説した1冊。著者は、ジャパンSDGsアクション推進協議会の総合プロデューサーでもある川廷昌弘さんです。
“国連文書の原文を尊重しつつ、日本政府仮訳を参考にしながら、日本語としてわかりやすいものにした”という「SDGs17ゴールと169ターゲットの新訳」も掲載されているので、これまでの翻訳に難しさを感じていた方にもオススメです。

●BOOK DATA
「未来をつくる道具 わたしたちのSDGs」

著者:川廷昌弘
出版社:ナツメ社
仕様:A5判/208ページ

SDGsをマンガで理解できる入門書

本書は、静岡県にある株式会社大井川茶園での実例をもとに、SDGsの概念や中小企業における取り組みかたをマンガでわかりやすく解説したもの。文章量が少ないながらもしっかりと要点がまとまっていたり、難しくなりがちなテーマをストーリーで理解できたりできるのはマンガならではのメリットと言えます。
読書が苦手だから、サクッと読めてSDGsをしっかりと理解できるものがいいという方には、マンガを通してSDGsを学べるこちらの1冊がぴったりかもしれません。

●BOOK DATA
「マンガでわかるSDGs」

監修:SDGsビジネス総合研究所 経営戦略会議 作画:河村万理
出版社: PHPエディターズ・グループ
仕様:A5判/160ページ