見出し画像

理学療法について知り合いに伝わる様に話した

水野「というか、理学療法について話してみようと思う」

セル子「いきなりどうしたの」

水「最近よく聞かれるのと、なかなか知られていないなと改めて思うからここらで整理しておこうかと」

セ「確かに、名前は知ってるけど良くはわからない。マッサージではないんでしょ?」

水「もう何千回と言われてきたけど違うんだ。」

セ「多いね。何が違うの?」

水「例えば腰が少し痛くなってきたら、どうする?」

セ「ググって近くのマッサージに行く。」

水「まあ話の流れ的にそうだよな。」

セ「ただ、気持ちは良いけど治った気はしないね。寝て起きたら終わるし」

水「マッサージと理学療法の優劣の話はしないけど、理学療法士が腰痛を見る時はまず姿勢や動きを見る。」

セ「すぐうつ伏せで痛いところをほぐすんじゃないの?」

水「例えば腰痛だったら、前屈か後屈かなどどの動きで痛いかを見る。」

セ「へえ」

水「そして動きを見て、どこが硬いかを見つけその部分にストレッチなどをする。」

セ「見るだけでわかるってそんなことできるの?」

水「何年も人を見てるとできるようになるんだ。」

セ「へえ。理学療法士みんなそれを出来るの?」

水「正直個人差はある。なので最近誰でも出来るようにアプリなどが出てきている。」

セ「でもアプリでできてしまったら理学療法士要らなくない?」

水「痛いところを突いてきたな」

セ「忖度しない性格なもので」

水「アプリで出来るのは確かにその通り。実際にセルでも姿勢解析アプリを使っている」

セ「あれ。理学療法士いなくなっちゃうじゃん」

水「ただ、その説明などをアプリだけで完結するのはお客様が不安でしょ」

セ「確かに痛みが強いときにアプリだけで完結は不安だね。あとどう見れば良いのかわからない」

水「痛みや姿勢の原因や、どれだけやったら良くなるかの説明を専門家から聞くだけで安心感は違う」

セ「それはそうだね。歯医者とかでも説明なしでただ削られると不安で仕方ない。」

水「音も怖いしな」

セ「本当にそう。麻酔の注射すら怖いのに」

水「話は戻って、君の言う通り軽い痛みやコリにはアプリ+ある程度知識のあるトレーナーと、理学療法士とで大きな差は出ないと思う。」

セ「そこで強みは活かせないんだ」

水「そうだな、出そうとすると一気に自己満感が強くなる。しっかり知識を持った上でアプリを使いこなすのがお客様のためになるという現状の結論」

セ「自己満は嫌だね。一旦まとめてみよ」

水「理学療法士は痛みなどの原因を動作から見つけるプロ。ただ軽度の痛みやコリにはアプリで動作を見てトレーナーがストレッチなどで対処、でも十分ケアできる。説明もマニュアル化である程度はカバーできる。」

セ「某ストレッチ店だね。」

水「ただ、痛みが強く街のマッサージ店やストレッチ店ではケアできない痛みなどには確実にニーズがある。」

セ「棲み分けってこと?」

水「そう、ジャンルの違い。マッサージ店などはリラクゼーションであって痛みや姿勢を変える場所ではない」

セ「それは盲点だった」

水「理学療法的な目線で救える人は多くて、まだまだ拡げていかないといけないと思っている」

セ「確かに知らなかった」

水「そう、理学療法ってまだまだ世の中に知られていないことも残念ながら事実」

セ「聞きなれないし、何をするのか分かりずらいね。イガクリョウホウだと思ってた」

水「なので、ストレッチを理学療法士が監修する、みたいな形もありだと思っている」

セ「ストレッチは確かにスッとイメージできる」

水「ストレッチとマッサージは圧倒的に分かりやすいからな」

セ「ストレッチで良くなる痛みやコリも多いもんね。まとめに入ってないね」

水「そう、そこに理学療法士が入ることで予防は普及できると思っている」

セ「予防ね。私は保険制度的に日本で普及は難しいと思っているけど」

水「いきなり良い所をつくな。その話も今後しようと思っている」

セ「今しないんだ」

水「尺の問題だ」

セ「ひとまずなんとなくイメージは掴めた!」

水「それなら良かったけど流れで話しているから、さほど自信はないな」

セ「というか理学療法士って老人ホームとかに多いイメージだけど違うの?」

水「老人ホームにはほとんどいない。多くは病院やクリニックなどにいる。最近はフリーランスや自費整体、企業で働く人も増えている」

セ「セルも自費整体のジャンル?」

水「そうだね。自費という点で同じ」

セ「というか病院やクリニック以外はイメージしずらいね。起業じゃなくて企業にもいるんだ」

水「その話はまた次回以降に」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?