雑記:#風景から光景へ|となりの人の世界観を味わう遊び方を思いついた。やってみてほしい。
はじめに:どうしたらあなたの世界をいっしょに見ることができるんだろう。
ひとりで散歩をしている時、あなたは何を思っていますか?
ひとりの時の心の中はおもしろい。
言葉になる前の「ナニカ」で、思ったりひらめいたりしている。
それは、言葉よりシンプルで、
それは、文字より情報量がぎゅっと詰め込まれていて、
それは、一瞬に全ての言いたいことが含まれている。
人に話すときはこれを
言葉に直して、順番に並べて、音声を発して表現しないと伝わらないんだから
困っちゃうよな。
ひとり散歩の時の、心の中で起きる世界との対話。
言葉になる前の「ナニカ」で、思ったりひらめいたりしているこの心模様。
これはひとりひとりばらばらで、繊細に異なる。
「これを鑑賞したい。」
だって、知りたくない?
自分以外の人の見ている世界。
どんな風に世界が見えているの?
なにを見てなにを感じているの?
目の前の風景から脱線して広がっていく妄想世界も、
その人独特の心象風景も、脳内構造も
もっともっと見たい。
そして、わたしの見ている世界も、誰かにちょっと見に来てほしい。
一体どうやったら、この欲求が満たされるのかな。
どうやったら。どうやったらあなたの世界を見ることができる?
と、ずっと考えていて、
ついに最近、方法を編み出した。
なので、今日はその方法を紹介します。
これ、面白そう。と思った人は ハッシュタグ #風景を光景へ で記事を書いてみてほしいな。見に行きます。
自分でやってみるのも、誰かのをちょこっと読んでその人が見えている世界を鑑賞するのも結構面白いと思う。
#レットゴー から生まれた新しい遊び。
是非お試しあれ。
遊び方①10分くらい散歩をします。
持ち物は、スマートフォンとあなた。
「散歩するぞ!」って意気込んで散歩する必要はなし。
どこかに行く途中とか、帰り道とか何かのついでお散歩でOK。
私は今回バイトの説明会に行く、この11分間の経路でやってみた。
②歩きながら「いい感じだな」と思ったものや「何か思いつくきっかけになったもの」を写真におさめます。
写真を撮る時も、じっくり撮る必要はなし。
お、と何か気になるものがあったら、パシャパシャ次々に撮っていく。
これは・・・別に撮らなくてもいいか。と思っても一応撮っておく。
後で、いらなかったら削除してしまえばいいんだから。
一瞬は、その時しかないので、少しでも心が動いたら撮っておくことをお勧めします。
③帰ってきたら、その写真を撮った時に思ったことを思い出して文章にします。
帰ったら、その写真を撮った時に思ったことを思い出して、350文字くらいの文章にします。
この作業をするとちょっと不思議な感覚になるかもしれない。
確かに何か思ったんだけど、言葉にしようとするとあれ?なんだかうまく書けないぞ?と思うかもしれないけれど、なんとか言葉にしてみてください。
そうすることで、誰かがあなたのことを知ることができるし、あなたも誰かのことを知ることができるから。
④写真のみと、写真に言葉を乗せたものを交互に並べて見せ合います。
ポイントは、最初は写真だけ見てもらうこと。
短くても5秒間くらい。
その間に、見ている人にその写真を見て何を思うかとか、きっとこういうことを思ってこれを撮ったんだろうな、とかなんとなーく想像してもらう。
そしてその後、あなたの文章が添えられた写真を見せて、あなたの心の中の世界を紹介する。
感想も意見も求めなくてもいい/言わなくてもいい。
へー、ふーんでいい。
何枚か見ていると、次第にその人の世界観が立体的に見えてくる。
この感覚が面白い。
隣の人の世界観をちょこっと覗くことに成功した感じ。
例えばこんな感じ。
「さて、ある人はこの光景に何を思ったのでしょうか。」
ちょっと想像しながら5秒くらい眺めてみて。
✳︎5秒間眺めたら、下にスクロールしてください✳︎
「あなたはこの光景を見て、何を思いましたか?」
「この写真を撮った人はこの光景を見ながら何を思ったか
ちょっとだけ想像してみてくれませんか?」
こんなふうに思っていたみたいですよ。
こんなことを思ったようです。
「あなたが5秒間写真を見た時と、思ったことは同じだった?」
そんなわけないよね。
いつも考えていることも、感性も違うもの。
こんなにも人は違う。
それが面白い。
もう一つだけどうぞ。
*5秒間眺めたら、下にスクロールしてください*
www(笑)
私には世界がこう見えています。
こんな調子で、人にはそれぞれ違う世界が見えている。
この時の散歩で撮ったその他の写真は、はてなブログ「メディアアート生活」の方に乗せてあるので、興味がある方は見てみてください。
自分のを見て欲しいというより、今回のこの遊びで期待しているのは、他の人の心の中が見たいんだよな。
最後に:あなたの世界を鑑賞したい
今回は、ちょっとした遊び方をご紹介しました。
あなたが景色を切り取って、そこに意味と価値を吹き込む時
その光景には、あなたが少しだけ滲み出して香る。
是非、お友達と恋人と、親子で見せ合いっこしてやってみてね。
もしくは #風景から光景へ でnote記事にしてみてください。
あなたの世界を見にいかせてください。
サカキでした。
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*バラエティショップ・レットゴー(最近よくここにいます)*