OH!へんろ。親子の88か所巡り(36番札所):独鈷山 青龍寺(高知県)
わたしが、子どもたちと決めた今回のお遍路ルールは一つだけ。納経所で御朱印をいただくのは子どもたちの役割ということ。ちゃんと挨拶をして、御朱印をお願いし、最後はしっかり御礼をする、です。
今日の煩悩:
「したいこと」と「できること」と言うのがあります。「したいこと」と「できること」が同じ場合はなお良かったということでしょう。
「したいことしかしない」という人もいるかもしれません。それもいいでしょう。一方で、人はそれぞれ「できること」をすれば良いとも思います。「できること」をして、食べて行けたり、それが誰かの役に立ったりすると、それが「好きなこと」になるかもしれないし、「したいこと」になるのかもしれません。
夢を持つというのも人間らしいことです。ドーパミンが関係していそうです。一方で、「できること」を通じて、関係性を深めていくことも人間らしいことです。
私の父や母が「したいこと」が出来たのかどうかはわかりません。子どもから見た限りでは、したいことが出来たようには思えません。でも、出来ることは、しっかりと誠実にしてきたのだと思います。
それは社会が評価することではなく、私が分かっていれば良いことのように思います。
私の子どもたちも、親をそのように思っていただければ、それだけで有難いことです。社会の評価よりそちらのほうが嬉しいです。
御詠歌:
わずかなる泉にすめる青龍は 仏法守護の誓いとぞきく
本尊:
波切不動明王
創建:
弘仁6年(815)
真言:
のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん
歴史:
弘法大師が唐の長安の青龍寺で密教を学び、大同元年(806)に帰朝しました。縁起によれば、帰朝後、大師は弘仁6年、この地に堂宇を建て、石造の不動明王像を安置し、寺名を恩師に因み青龍寺と名付けたそうです。
所在地:
高知県土佐市宇佐町竜163
駐車場:
無料
ランチ:
ヴィラサントリーニ
高知県土佐市宇佐町竜599番地6
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