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OH!へんろ。親子の88か所巡り(31番札所):五台山 竹林寺(高知県)
わたしが、子どもたちと決めた今回のお遍路ルールは一つだけ。納経所で御朱印をいただくのは子どもたちの役割ということ。ちゃんと挨拶をして、御朱印をお願いし、最後はしっかり御礼をする、です。
よさこい節に唄われた「はりまや橋」は、五台山竹林寺の僧「純信」と、いかけ屋の娘「お馬」の恋物語の舞台となった場所です。
今日の煩悩
土佐の高知の播磨屋橋で坊さんかんざし買うを見た、よさこい、よさこい。
私がこの歌を口ずさんだのは、小学生の時。当時の少年サンデーで連載されていた『がんばれ元気』で、WBCチャンピオンの海道卓がパンチドランカーになったのちに故郷の土佐・桂浜でふらつき歩きながらよさこい節を歌うシーンを読んでからでした。
そして、つぎに口ずさんだのは、ビッグコミックで連載されていた『おーい竜馬』でした。とても勇気づけられる漫画でした。あれ、どちらも小山ゆうさんの漫画だ。
そして、次に口ずさんだのが9年前。仕事の面接で高知を訪れた時です。面接とプレゼンを終えて、夜の帯屋町でカツオのたたき定食でも食べて、明日の朝沖縄に帰ろうと居酒屋の前に来た時、携帯電話が鳴りました。
採用とのことでした。文書で数週間後に合否が知らされてると思っていたので、びっくりしましたが、意外と冷静でした。母に電話をして、来年から高知に決まったというと、竜馬のお誘いねと言ったのを覚えています。
そして、妻に電話をしてから、ちょっと敷居が高そうな料理屋で酔鯨を飲みながら塩たたきでも食べようと、思ったよりも小さな播磨屋橋を横目に歩きながら、よさこい節を鼻で歌うのでした。
御詠歌:
南無文殊三世の仏の母ときく 我も子なれば乳こそほしけれ
本尊:
文殊菩薩
創建:
神亀元年(724)
真言:
おん あらはしゃ なう
歴史:
縁起によれば、神亀元年ころ、聖武天皇(在位724〜49)が中国・五台山に登り、文殊菩薩に拝した夢を見たことから、行基菩薩に五台山の霊地のような場所を探すように命じたそうです。相応しい場所を見つけた行基菩薩は、栴檀の木に文殊菩薩像を彫り、山上に本堂を建てて安置ししました。大同年間(806〜10)に弘法大師がここに滞在して瑜伽行法を修法し、荒廃した堂塔を修復、霊場にしました。
所在地:
高知県高知市五台山3577
駐車場:
普通車 無料