OH!へんろ。親子の88か所巡り(24番札所):室戸山 最御崎寺(高知県)
わたしが、子どもたちと決めた今回のお遍路ルールは一つだけ。納経所で御朱印をいただくのは子どもたちの役割ということ。ちゃんと挨拶をして、御朱印をお願いし、最後はしっかり御礼をする、です。
ついに高知です。こんなことを言うと叱られるかもしれないですが、弘法大師さまも道中、高知はきつかったんじゃないかなと感じます。だからこそ、高知は「修行の道場」だったのでしょう。お寺とお寺の距離がとおい。
今日の煩悩:
禅寺は巡っていませんが、私は禅問答のような仕事をしています。
息子といっしょにアマゾン・プライムで「一休さん」もすべて見ました。まあまあの修行になるほど番組回が多いですね。息子も京都の金閣寺に「将軍様(足利義満)」に会いに行きたいと申していました。
そもさん(作麼生)、せっぱ(説破)と言うやつですね。禅問答の際にかける言葉で、問題を出題する側が「そもさん」(どうか?)と尋ねると、問題を出題される側は、「せっぱ(説破)」と応えます。
拙者、蜷川新右衛門と申す。
そもさん(作麼生):大学の教員に研究や教育を代れる人はいないそうです。余人をもって代えがたいといいます。人件費も余分にはありません。そこで、男性研究者に育児休業を取得させたいが、これいかに。
せっぱ(説破):「( 回答欄 自由記述でどうぞ )」
慌てない慌てない、ひと休みひと休み。
御詠歌:
明星の出でぬる方の東寺 くらき迷いはなどかあらまし
本尊:
虚空蔵菩薩
創建:
大同2年(807)
真言:
のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきや まりぼり そわか
歴史:
高知は「修行の道場」。太平洋の白い波涛が吠えたてる室戸岬の突端にある。延暦11年(792)ごろ、空と海が一体となり押し寄せる洞窟の樹下で、19歳の弘法大師は虚空蔵求聞持法の修法に励むのでした。大同2年、唐から帰朝した翌年に弘法大師は再び室戸岬を訪れます。そしてこの地に、本尊とする虚空蔵菩薩像を彫造して本堂を建立したということです。
所在地:
高知県室戸市室戸岬町4058-1
駐車場:
駐車場 無料
宿坊:
あり
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