最近、隣町の句会に参加させて頂いて、俳句らしきものをこしらえている。
まだ季語の意味さえわからない状況だが、妙に五・七・五のリズムが気にかかっている。
リズムという概念が出てきたので、もう一度考えてみる。
「絵はリズムだ」と大岡昇平が言った(と思う)言葉に影響されて、常にリズムという感覚に興味を持っていた。
俳句の五・七・五はどこからきたのだろうか。
俳句は五・七調なのだ
夏草や兵どもが夢の跡 (なつくさやつわものどもがゆめのあと)
俳句は一行に書く場合、間を空けずに詰めて書く事になっている。
声に出して読む場合は(なつくさや・つわものどもが・ゆめのあと・)
と、休止符を入れて読み上げている。
これは、休止符を入れた六・八・六が正しいのではないかと考えてみた。
自分でも声に出して読んでみたが、区切りを入れずに棒読みすると意味が分かりにくくなる。
この現象を合理的に説明したものはないか探してみたところ発見した。
やはり空白の拍(休止符)が大事な役目を果たしている。
日本人が海洋民族であったことが匂ってくる。