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桃栗3年 柿8年 ユズの大馬鹿18年

庭の本柚子に花芽がついた。実も付いてる様子だ。

前年に買ったカボスは大豊作、スダチは少し実をつけるが、このユズは全く花もつけなかった。

原因をネットで調べていたら『桃栗3年 柿8年 ユズの大馬鹿18年』こんな格言が出ていた。ユズが大馬鹿とは知らなかった。

8年目で実をつけたので、本当の大馬鹿ではなかった様子だ。

冬の料理に欠かせない鍋には柚子胡椒がないと気の抜けたものになる。今年は期待できそうだ。

柚子胡椒が美味しいと、麺類も美味しくなる。炭水化物の取りすぎになるだろうか?

ところで炭水化物の取りすぎは良くないと言われるようだが本当のことだろうか?

国民1人・1年あたりの米の消費量は、1962(昭和37)年度の118,3kgピークに一貫(いっかん)して減少傾向(げんしょうけいこう)にあります。
1990(平成2)年には70,0kg、2005(平成17)年には61,4kg、2016(平成28)年には54,4kgまで減少しています。
(農林水産省 米をめぐる関係資料)

農水省の調べで戦後50年間で米の消費量が約半分になっている。反比例して糖尿病患者の数が爆発的に増えている。

明治天皇の主治医だったベルツ博士の日記に目を通すと、日本人の人力車夫に対して行った実験が載っている。炭水化物主体の食事をとっている人力車夫に高タンパク高脂質の食事を与えたところ走れなくなってしまったとの記録がある。この車夫は一人で ベルツ博士を乗せて 150km の距離を 14時間 で走破したそうだ。

博士の日記は面白くてついつい読み進んだ。ベルツ博士の識眼は鋭くて、戦争の原因を見抜いている。日記にはこう記されている。

明治38年3月16日(東京)   奉天戦の影響に関しては、いまだに不明である。もっとも今日は、すこぶる重大な結果を一つ、早くも記録するに至った。パリ市場における六億フランのロシア公債が延期になったのである。銀行筋では、戦争の目的に、これ以上金を貸すことを好まないのだ。フランスの全新聞は、平和を要望している。当然のことだーーーーーなぜならば、戦争が続くと、フランスのつぎ込んだ莫大な資本が、非常な危険に瀕するからである。(ベルツの日記)

戦争は資本家が金儲けのためにしくんでいる経済行為だ。


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