珍味コオロギ
台風が逸れて青空が見えたので、久しぶりに遠出を楽しんだ。
途中、立ち寄ったパーキングの売店に新手の珍味を発見した。
コオロギパウダーを利用した煎餅、商品名がそのもの『コオロギせんべい』思わず手にとって見た。
間違いなくあのコオロギを粉にして使用している。海老の味がするそうだ。
人間はいろいろなチャレンジを試みるが、この勇気は賞賛したい。ただ隣にいる妻は絶対拒否の顔をしている。
これまでにイナゴ、ざざ虫、蜂の子、サソリ、蟻、蚊の目玉、トカゲ、蛇、ヒヨコの形が見えるゆで卵(バロット)等の食品(?)は食べてきた。
イナゴは足が口の中で引っかかって食べにくかった。
ざざ虫は味を覚えていない。
蜂の子は昔のトイレを思い出して、どうしても沢山食べられなかった。
サソリはほとんど身が無いが、全くエビと同じ味がする。
蟻は炒ってあったのでスプーンですくって食べた。酸味があるが沢山はいらない。
蚊の目玉は佃煮風に仕上げてあった。
トカゲはやや生臭く、蛇はチキンと良く似た味がした。
バロットは固ゆでのゆで卵の味がする。
変なものばかり食べているみたいだが、決して自分で選んで食べたわけでなく接待されたテーブルに出されたものだ。
これらは今後食べることができなくなっても別段惜しいとは思わない。
ただこの『コオロギせんべい』はまだ食べたことがないので味の評価はできない。