牡蠣
今年も牡蠣のシーズンがやってきた。
いつも楽しみにしている英治丸の牡蠣。
英治丸はいつも釣り船として利用していたけれど、牡蠣の養殖に専念するようになって釣り船は休業になった。
乗船場のそばの建物で、いつも牡蠣のむき身を作っているのを覚えている。
時々、その牡蠣を買って帰ったが、美味しさが忘れられなくなっていた。
習慣で毎年ネットで注文をするようになっていたが、今回、いつものようにネット販売の開始を待っていも、いつまで待っても始まらない。
ネット上に掲載されている、電話、FAXが不通になっている。もちろんメールにも返事がない。
昔、待ちきれずに10月30日に浦村まで買い出しに行った時、奥さんから申し訳なさそうに「11月からの販売です。」と言われて、その時に聞いていた番号に電話したら、ようやく繋がった。
『夏の海水温が高くて牡蠣が育たなかった』事と、『感染症の関係でアルバイトが来なかった』との理由で「むき身の牡蠣が出来ない。」と断られたのだが、「どうしても食べたい」と無理を言ったら「殻付きなら送ってあげる」とのことだった。
今日届いた牡蠣を早速、レモン汁で食べたところ、旨味が口中に広がり、幸せいっぱいになっている。むき身の牡蠣も美味しいが、殻付きも面倒だが試してみる価値があると思う。