黒文字
庭の『黒文字』の花が開いた。いよいよ春の到来だ。
『黒文字』は20年ほど前、熊野本宮大社に参拝に行った時、第一鳥居の横に咲いていた。
ちょうどこの時期だったのだと思う。初めて目にしたとても可愛い花で、見入ってしまった。茶店の店主に、この花の名前を『黒文字』と教えていただいた。
初めて見た『黒文字』、名前はもちろん聞いたことはあったがツマヨウジのことだと思っていた。
この木の枝はツマヨウジにしたり、茶席の取り箸に使われたりする。小枝を折ってみると良い香りがした。
アロマオイルが取れそうだ。ネットで調べるとクロモジオイル1ml あたりの値段がついている。とても高価な値段で取引されているようだ。
この可愛らしい木がうちの庭に来て約15年ほどになる。この花が咲くと一気に春が来る。
明日の朝の気温予想が 3℃、 この一夜を境に、あとは本格的な春だ。
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