白だし
五島から魚が届いた。
ヒラマサ、イシダイ、シビまぐろ(本マグロの100kg以上のもの)、メジナ、真鯛、ヒラメと高級魚のオンパレードだった。
刺身、煮付け、焼き物、ムニエルなど美味しくいただいたが「『アラ』をどうしようか?」と妻が言う。
翻訳すると「面倒だから捨てよう」と言うことだが、これだけ新鮮なアラはなかなか手に入らない。
魚の本場の五島のものだ。新鮮だし下処理は完璧に施されている。捨てるのは惜しい。
「お吸い物にしよう」というと早速作ってくれた。「白だしを使うと簡単だよ」と言って、取り寄せておいた『とっておきの白だし』を出した。
さすがに美味しい。
捨てる気でいた妻も、「美味しいね」と言って喜んでいる。
「あの白だし、いくらするの?」と妻が聞くので、注文表を見ると、300mlで1,145円と書いてある。
「えーっ!そんなにするの?普通は3~400円だよ。ジャブジャブ使っちゃった」と言う。「うま味調味料の入ったものはそのくらいの価格で売っているけど、本物はなかなか売ってないからね。」と答えておいた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?