千日回峰行を二回も達成された方がいると聞いていた。
達成者は酒井雄哉大阿闍梨だが、その修行は、途中挫折した場合、自害をしなければならない壮絶なものだ。
この本の中にはサラリと書いてあるので、実際どのような事をするのか調べてみた。
おおよそ次のようなイメージだと
当初は毎日30kmを礼拝しながら歩くわけだが、後半だんだん厳しくなる。
生前葬をして出発するわけだが、9日間の断食、断水、断眠、断臥を行うことになっている。
こんな修行を十二年かけて2度もやり遂げた人の言葉を聞いて感動している。
大阿闍梨が軽く言っている言葉の重さが伝わってくる。