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MOMA

友人たちとMOMAを訪ねる機会があった。

MOMAには巨大なモネの睡蓮が展示されているが、思わず立ち止まってしまう。モネの睡蓮は、大小たくさんあるが、ここのは巨大で感動的である。

ニューヨークに行くとメトロポリタン美術館、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館、MOMAには寄ることにしている。

先人の知恵を感得するためだ。

最近、人生の目的を「感動すること」だと思い換えてみた。

今まではいろいろな目標を立て、実行したけれどなんの意味も見出せない。

人生の存在意義を考えてみたことがある。でも答えはないのだ。存在の原因がわからないものだから意義はさらにわからない。

気がついたら生きていた。

生存を継続するためには食べなければならない。食糧は周りにふんだんに有ったはずだ。

その食料を独り占めしようとした輩がいた。それを効率よく収奪するために経済学とか、各種の学問ができた。

現在の社会は大きく資本主義と、共産主義に分類されている。

どちらも狡猾な人間が考え出した欠陥物だ。多数の人間を働かせて、一部の人間がうまい汁を吸うという、搾取手段で資本主義と、共産主義のどちらを選んでも不公平がある。

歴史が証明しているように、資本主義の方にはまだ、努力すると成功するチャンスが残されている。

経済は、ただ生きて行くための手段なので、ここで成功してもそれだけの意味しかない。

今は感動をどれほど感じられるか実践している。

先人たちはすでに気付いていて、絵画、音楽、演劇、文学等芸術を人生に取り入れていた。

芸術作品に積極的に触れて感動することが人生の喜びであることに気づかされた。喜びを積み重ねることを人生の目標としたい。






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