元禄百人一句

1691年に刊行された選集だ。

27   曙の京の天気や花の春

500年前の句だ。今の感覚とさほどの差はない。

1　梅もけさ匂ひて来るや午の年

元禄時代の人と感動が共有できる。

日本語はなんと素晴らしい言葉だろう。

日本語は表記された文字とその行間に意味が含まれている。世界でも稀な言語だ。

言語学では日本語とそれ以外の言語として分類されている。

音楽も同様の分類がされている。

雅楽とその他の音楽。

雅楽も奥の深い音楽で1300年の歴史を伝えている。1300年前の人と感動を共有できる媒体である。

このように、長い歴史に培われた芸術が存在するこの国の文化に感謝したい。