ムクドリ
急用で小牧市に出かけた。用が済むと夕暮れ時になっており、すぐ帰途についた。
信号待ちの停車中、あたりが騒がしくなったので頭上を見るとムクドリの大群が舞っており、電線に止まりに降りてくる。
夏場はよく見かけていたが、最近見かけなくなっていたムクドリがここで大乱舞している。
どうして、ムクドリの大群が現れたり消えたりするのか理由がわからなかった。
ある情報によると、通常ムクドリは安全な場所で、集団で静かに夜を過ごすらしいが、開発等で居場所が亡くなった場合、このように電線等に集まり、情報の交換をしているらしい。
情報の交換が終わり、安全な場所が確保できると、また一斉にそちらへ移動するらしい。
電線に止まって、よく感電しないなと感心していると、電気工事士の友人の言によれば電柱の上で、感電死している鳥が時々いるらしい。
一本の線の上に止まっている場合は、電位差が発生しないので感電しない。動き回って羽根や尻尾の一部が他の線に触れた場合、一瞬で 6600V で感電してしまうとのことだ。