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リゾット

妻と孫たちがイチゴ狩りに行くという。「お昼はどうする?」などと宣われるが、意味は「適当に食べておいてね」ということだ。

料理は嫌いな方ではないが、昼は手早くできて美味しいものが良い。ざっと見渡すと『米』は有る。あと目についたものが『乾燥えのき』『手作りのベーコン』。

チャーハンは技術がいる。パエリャは新鮮な魚介が欲しい、ピラフは時間がかかる。手軽なリゾットに決めた。手順を間違わなければ簡単にできる。

オリーブオイルはプラネタのエキストラバージンオイルを購入している。米を軽くオリーブオイルに浸し、軽く炒める。吸水し過ぎないようにオリーブオイルをよく纏わせる。ここは丁寧にする。

その間に、『乾燥えのき』をぬるま湯に浸し、もどし汁を作る。もどし汁を先程のオイル米に合わせる。中火で適当に炊く。空いた時間を使ってサイコロに切ったベーコンを炒める。えのきも小さく切りそろえる。

パルミジャーノレッジャーノをすり下ろし米の炊き上がりを待つ。

一番大事な工程が米の炊き上がり具合だ。ご飯になったら大失敗。軽く芯が残るくらいが最高。

炊き上がったので、えのきとベーコンを合わせて軽く炒める。すり下ろしておいたチーズを合わせ皿に盛る。

食べ始めたら、最近食べたことがないくらいの上出来だった。多めに作ったので妻に残しておこうと思ったのだが、つい全部食べてしまった。

後片付けをするときに、チーズを冷蔵庫にしまおうとしたら、奥に『乾燥ポルチーニ茸』があった。

今回は食べさせてあげられなかったけれど、次回、妻にはポルチーニリゾットを作ってあげよう。

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