無人高速道路
北陸自動車道を走行中、強制的に木之本インターから降ろされた。工事で夜間通行止めらしい。
ETC入場したので案内板を読む暇もなく、細かい情報は知らなかった。
時刻は夜中の2時、友人と一緒に行った夜釣りから帰宅途上での出来事だ。
北陸自動車道から米原経由で名神高速道路に乗る予定だったのだが、木之本で降りることになった。
出口に案内板が出ているがあまり詳しくは書いていない。どうやら木之本から関ヶ原まで通行止になっているらしい。
夜中に、不案内な一般道を通るのは心細いが、友人がいろいろ話しかけてくれるので睡魔に襲われることもなかった。
関ヶ原にようやくたどり着いて、インターに入ったら係員に取り囲まれて、どこへ行くのか質問を受けた。彼らの説明で、大阪方面は通行止めのことだった。
名古屋方面には行けることが確認できたので名神高速道路に乗ることができた。
人生初めての体験だったが、高速道路走行中に前方にも後方にも走行車がいない。見渡す限り誰もいない高速道路を自分の車一台だけでひた走ったのは、この日だけだ。
友人が「オービスは動いているからね」と私の気持ちを先読みして忠告してきた。免許の書き換えの時、違反があり3年しかもらえなかったので、自重して運転することにした。
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