ブッポウソウ
道の駅 遠山郷に来てみて驚いた。
何も営業していない。レストランもなければ道路案内もない。
道中、『営業していません』の案内もないので来てしまった。
駐車場があるだけ。
立て看板には『ブッポウソウには近寄らないで』の表示があった。
『ブッポウソウは長野県の天然記念物に指定されている』と記されている。
ブッポウソウの実物を見たことがないが『ブッポウソウ』と鳴かないのは有名な話だ。「特許許可局」と鳴くと、うろ覚えしていた。
ネットで検索してみると、『特許許可局』と鳴くのはホトトギスだった。
ホトトギスに「日本には特許庁しか存在しないよ」と教えてあげなければいけないとアホな冗談を思いついた。
ブッポウソウと鳴くのは『コノハズク』だ。
以前、鳳来寺山を下山している時に少し高い音域で泣いているのを聞いたことがある。
人影のない道の駅 遠山郷で、静かに耳をすませば、ブッポウソウの鳴き声が聞こえたのかもしれない。