学校は何をするところ

学校では学生の能力を伸ばすのではなく、強く制限をかけて能力を縮小させていきます。学生に大量の、他人が考えた知識を覚え込ませます。他人の意見、知識を大量に知っていることが優秀とされます。社会生活を安全かつ効率的に運営するには、自分の考えを主張しない人間を大量に生産する必要があります。一般常識を具えた大衆を作り、自己診断をさせないように誘導することです。これは上からの命令を通達するためには欠かせない条件です。ここで自分の意見を言ったり先生に反発したりすると、内申点を下げられたり、落伍者として無視されるようになります。でも無視されても決して落ち込んではいけません。まして自殺など考えてはダメです。学校で落ちこぼれたあなたは有能なのです。社会は有能な人を要求しませんが、必要とします。

一般社会ではテレビドラマなどで、もう少しで手が届くように見えて決して手が届かない仮想幸福を作り上げ放送します。社会全体がその構成員に仮想幸福を求め続けるように誘導していきます。これは日常生活に没頭させ余分な考えを起こさせないように考えられた手段です。平和で安定的な生活を国民に与えるためには必要悪ではあるが一旦ほころび始めると修復が難しくなります。

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