見出し画像

食券

食券販売機を侮ってはいけない。操作を間違うと大変なことになる。

釣りの帰りにサービスエリアのレストランに寄った。財布から一万円札を取り出して現金挿入口に差し込んだと同時に『ケタタマシイ音』でブザーが鳴った。

『どうしたんだろう』と機械の様子を伺っていると、警備員とサービスエリアの責任者が駆け寄ってきて周囲を取り囲まれた。食事をしていた人たちもこちらを見ている。

「そのまま動かないで、偽札を使用した疑いが有ります。確認します。」といって、食券販売機を開けて私の挿入した一万円札を取り出した。

紙幣検査機に差し込んで検査したところ本物だった。「当たり前だろう。」と大きな声で苦情を言った。

警備員が「でも、このお札濡れていますよ。なんでこんなものを使ったのですか?」
私「釣りの帰りです。雨に降られてびしょ濡れだから仕方ないでしょう?」
警備員「今後、このような事はしないで下さい。」と言って乾いたお札に変えてくれた。

注意書きに濡れたお札は使わないで下さいと書いて欲しい


いいなと思ったら応援しよう!