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ヒラマサ

2年ぶりの釣りだった。

腕は落ちていなかったようだ。

鷹巣漁港は晴天で釣りには辛い。これから夏に向かう時期は魚種が少なくなるので心配だ。夜はイカが釣れているみたいだがヒラマサを狙って見た。

『完全フカセ釣り』という全国でも珍しい釣り方をする。糸の先には釣り針だけ、その針に餌をつけて流す。

150mも流すことがある。針と一緒に撒き餌を流す。魚は安心して喰いつくという面白い釣り方だ。

自然に見せかけるために、潮任せののんびりしたつりだ。

でもこの時期のヒラマサは美味い。外見はブリ、ワラサにそっくりでヒレの位置とエラの形で見分ける。

かかったヒラマサは少し小さくて70cmくらいだったが引きが強くてなかなか取り込めない。

2年ぶりに使うリールの調子が悪く、苦労したがなんとか取り込めた。

リールのモデルが古いので新しいものを新調する必要があると考えた。


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