マスク入れ
久しぶりに徳川美術館を訪ねて見た。
前回訪問した時に、蓬左文庫に能管『瓦落(かわらおとし)』が陳列されていた。藤田家伝来の名笛だ。
その隣にそっと展示されていたのはきっと龍笛だ。銘板がなかったので素性がわからない。
蝉に名が刻まれている。『?月』と読める。
龍笛は雅楽で使用され能管は能楽で使用される。外見は酷似しているが能管は音階が演奏できないように加工されている。
今回は龍笛に興味があったので、学芸員に質問するべく訪問した。
残念ながら、展示替えで、今回は楽器の展示はされていなかった。
前回は気がつかなかった妖刀『村正』の綺麗な刃紋を鑑賞できて満足している。
休憩するべく、喫茶に立ち寄った。
先ず、体温測定をされ席に案内された。着席するとすかさず署名と連絡先の携帯番号を要求された。
外したマスクをテーブルに置こうとしたらマスクを入れる為の封筒を差し出された。
前回書いたマスクの内と外のどちらが危険なのか、報道では混乱しているが、これで解決した。
どちらも危険なのだ