夏のスポーツ
父の墓参りに出かけたが、車内の温度表示計は外気温40℃を超えている。
車の外に出ると、猛暑で目が眩みそうだった。
母の家に到着して、居間のテレビを見ると野球をやっている。
この天気で?
環境省・気象庁は
極めて危険 外出を控えて運動は中止を
と熱中症警戒アラートを発表している。
政府の熱中症警戒アラートを無視して高校野球を続行しているのだが、どのような根拠に基づいているのだろう?
よく死人が出ないものだ。
熱中症が怖いのは、卵をよく引き合いに出して解説される。
ゆで卵は元の生卵に戻らない。
私は学生の頃、スポーツは自分がするものだと思っていた。
社会人になってからはスポーツとの縁が遠くなり、体重の増加も防ぎきれなくなった。
体調管理のためにスポーツをやったほうが良いのか、考えているが、スポーツ観戦は何の助けにもならない。
スポーツを、ただ眺めているだけのスポーツ観戦者は、スポーツ選手の過酷な状況を理解して、適切な環境でやれるように協力できないものだろうか?
この高校野球においても、猛暑で死ななくとも、体調を壊して、せっかくの才能を潰してしまっている選手が沢山いることと想像できる。
スポーツマンの絶滅を計画しているのでないのであれば、日没後にするとか、秋に変更するとか、調整できないものだろうか?
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