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好きなブレンド

マンデリンの深煎り、グァテマラの中煎り、モカの浅煎りをコーヒーメジャースプーンで各一杯ずつ計ると大体8.9g、11.3g、12.4gくらいになる。同じ一杯なのに目方が違うのは水分の含有量による。深煎りの豆は水分が飛んでいるので軽くなっている。これらを粗挽きにして、ドリップで淹れる。もちろん金属フィルターを使う。最近の金属フィルターはきれいにコーヒーが濾せるようになっていてカスなど出ない。日本の技術の進歩に感謝している。

これを二人分として、妻と楽しんでいる。毎日最高のコーヒーを飲めるようになった。

コーヒーを美味しく入れるには、まず豆の選択、焼き方、挽き方、各豆の分量、蒸しかた、時間、フィルターの選択等にかかっている。

器具、焼き方、ブレンド、挽き方等コーヒーを淹れるための必要事項だが、美味しいコーヒーを淹れるための最も重要な工程はハンドピックである。煎りあげたコーヒー豆から未熟豆、虫食い豆、病変豆を取り除くことである。地味で誠に面倒な作業であるが、これをやっている店とそうでない店では雲泥の差がある。たった一粒の未熟豆、虫食い豆、病変豆で入念に淹れたコーヒーが台無しになる。

嬉しいことに、暇があればハンドピックをしているお店を見つけた。アフリカ、アジア、中米の味を楽しんでいる。

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