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洗剤と石鹸
洗剤と石鹸の違いは小学校で習ったのだろうか、時期の記憶が定かではない。
違いについての説明は鮮明に覚えている。
石鹸は親水基と親油基とで成り立っている石鹸分子が、汚れを取り囲み汚れの付着した布等から汚れを取り払う。布等には石鹸も汚れも残らない。
洗剤は汚れよりも強力に布等に付着する性質を持ち、汚れの下に潜り込む格好になるので汚れは剥がれる。しかし布等の表面には洗剤が残る。
という風に教わった記憶がある。
だからこの性質を利用して、ゴキブリには殺虫剤ではなくて洗剤をかけていた。ゴキブリは即死である。どんな殺虫剤よりも効果があった。
テレビのコマーシャルで洗剤で洗ったお皿をこすると「キュキュッ」と音がする場面がある。また水がすぐに流れてしまう。
これはお皿の表面にたっぷり界面活性剤が残っているということだと思うが、最近の界面活性剤は無毒になったのだろうか。