油断大敵
うっかりバターの在庫を切らすところだった。
油断大敵とはここから出た言葉だと思う。動物脂肪はとても大事なので、切らさないように、良質なものを摂るようにしている。
大内山バターは近場で手に入らないので、三重まで買い出しに出かけることにした。
今までにバターをフランスや、ニュージーランド、北海道からも取り寄せてみたが、大内山バターに勝るものがなかった。
昔、西酪バターというものがあって随分お世話になったが、最近は製造していない様子だ。
津で高速道路を降りて、市中散策をした。
地方に出かけると妻と一緒に、全国規模ではない、地元のスーパーに立ち寄ることを楽しみにしている。
その土地独特の食品が手に入るし、どのくらいの鮮度のものを売っているのかも参考になる。
津のショッピングセンターに立ち寄って見たが、人の動きが全く違う。
まず駐車場でも、譲らない。強引な所作が目に着く。相手の動きを待つのではなく自分が動いて、相手を待たせようとする。
店内に入ると、関西アクセントで話している。完全にここは関西なのだ。
店内はワゴンがすれ違える空間を作っていない。ワゴンを押していると、強引にかぶせてくる。
みんな逞しいなと思いながら、いろいろ勉強になった。
大内山バターを買い集めたところ、別の棚に中央バターという商品が目についた。原材料は生乳(国内産)食塩と書いてある。一応安心はできる。
あとは味だけだ。食味テストのために一個だけ購入した。