オリンピック
オリンピックの歴史を考えて見ると、「戦争を中断して、お互いの頭を冷やすために考案された素晴らしいシステム」だと習った記憶がある。
今日のニュースでは、ロシアをパラリンピックに出場させないと決めたそうだ。
戦争の当事者のために考え出されたシステムが、戦争の当事者を排除するという。
少し考えさせられている。
最近のオリンピックは、変な判定が下されたり、爽やかさが感じられない結末があったり、もうその機能は壊れてしまったのではないかと考える。
そもそも、ロシアがパラリンピックから排除された理由は「ウクライナに攻め込んだ」ということだが、ニュースは、ウクライナが攻められているという、ほぼ一方的な報道がされている。
ロシア側のニュースが入ってこない。ロシア側の民間人は何を考えているのだろうか?
情報が少なすぎて軽々な判断はできないが、地図を見るとロシアは「黒海に出る港湾施設が欲しい」ことは間違いない。
ウクライナの最大貿易相手国は中国なので、中国へ鉄鉱石、機械、船舶などを輸出していると想像できる。
今回の争いでウクライナが有利な結果になると、中国が大喜びすることになる。
一方的なニュースが流れている時は、裏をよく考えてみたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?