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熊野大社
先日、島根県熊野大社に参拝しましたが、時間がなくて大急ぎで回ってしまいました。
帰宅後、主祭神、来歴を探っていると変なことに気がつきました。
主祭神について調べてみますと
古くから出雲大社と並ぶ出雲国の大社として知られる、由緒ある神社です。
主祭神は、神祖熊野大神櫛御気野命(かぶろぎくまののおおかみくしみけぬのみこと)で、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の別名とされています。
熊野大社のご祭神は、伊邪那伎日真名子、加夫呂伎熊野大神、櫛御気野命です。
実はこの神様はすべて同じ神様なのです! その神様は素戔嗚尊。日本の最高神・天照大御神の弟神です。
コチラに祀られている祭神の名は、「伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命」。やたら長くて、まるで何かの呪文のようですが、実はこれ、たった1人の神様の名前。
大祓詞には神漏岐 神漏美という神名が出てきます。
この神についての言及はありません。
高天原に神留まり坐す 皇 親 神漏岐 神漏美の命 以て 八百萬神等を神集へに集へ賜ひ 神議りに議り賜ひて 我が皇御孫命は 豊 葦 原 瑞 穂 國を 安國と 平 けく知ろし食 せと 事依さし奉りき
熊野大社の主祭神も神漏岐の可能性があります。
弊立神宮の主祭神は神漏岐という説も見かけます。
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荒立宮の裏山が神漏岐山になっています。
これらの説に従うと、神漏岐は素戔嗚尊であり、伊弉諾・伊奘冉の出てくるはるか昔の神様であることになります。
素戔嗚尊は伊弉諾・伊奘冉の子供であると教えられていましたが、同時に祖先でもあるとのことでしょうか。
頭が混乱してきました。近いうちに熊野大社に詣でてみます。