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寿限無
「寿限無、寿限無、五劫の摺り切れず、海砂利水魚の水行末、雲行末、風来末、食う寝る所に住む所、薮ら柑子ぶら柑子、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの長久命の長助」
寿限無は有名な落語の演題である。
N*Kが子供の教育番組で撮り上げていた。「寿限無、寿限無、五劫の摺り切れ、と読んでいる。???意味が全く逆になってしまうのでメールで連絡をした。 「擦り切れず」は擦り切れないほどの長生きをするというおめでたい意味なので「擦り切れ」は間違いではないですか。放送局からすぐ返事が来て摺り切れずになおしたそうだ。
昔の落語家はハッキリ摺り切れずと発音していたので私も自然にそう覚えていた。
最近の落語家は(ず)を飲み込んで発音しないらしい。
N*Kはせっかく本物に正したのにまた、元に戻してしまったようだ。メールが来て、「摺り切れずは色々な意見があるようですが摺り切れを使っていく方針に決めました」そうだ。