宮廷普洱茶
少し手持ち無沙汰な時間ができたので、数ある中国茶の中から宮廷普洱茶を選んで淹れてみる事にした。
購入してから15年以上は経過しているので、容器に埃が被っている。
香港で買ってきた茶器を取り出して、徐に熱湯を注いでみた。
中国茶は、衛生上の問題があるため一煎目は素早く流しにすてた。
流しに捨てたお茶がとても良い香りがしている。
勿体無いが、健康第一だ。
第二煎目もよく出ている。微かな苦味とエグ味があり甘みは少ない。
まあ、美味しい部類に入ると思うが、時間をかけてゆっくり飲むお茶だと思う。
お茶菓子の選定で味わいが変わるだろう。
中国茶が十種類くらい、台湾茶が三種類くらい、香港茶が二種類くらいあるので、コーヒーの合間に楽しんでみよう。
中国の半発酵茶には白茶、黄茶、青茶があるが、今回飲んだのは普洱茶で乳酸菌発酵をさせているので特殊な味がするけど、味わい深いものがある。
この中国茶が船でイギリスへ運搬中に酵素等の影響で発酵したものが紅茶なので、完全発酵した紅茶も味わい深い。
12年ほど前、杭州市に行った時、西湖の観光船に乗り龍井茶をご馳走になったことがあるが、茶葉は緑色をしていて日本の緑茶によく似ていた。
中国人は自分が飲用を決めたお茶を一生変えずに飲み続けると聞いたことがあるが、列車や船の中では皆、自分用のお茶をボトルに入れて持っているのをみたことがある。
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