アサリ失敗
先月、師崎に行った時に『岬めぐり』に立ち寄った。貝の種類が豊富でトリ貝、大アサリ、タイラギ、ハマグリ、アサリなど新鮮なものを売ってくれる店だ。
アサリの旬は3月くらいなので、ご主人に「いつ頃ならアサリは手にはいりますか?」と尋ねたら「3月の初めくらいですね」というので待ちきれずに今日、確認もせずに押しかけてしまった。
表にアサリの看板が出ていない。嫌な予感がして店内に入って「アサリは有りますか?」と聞いたところ「残念ながらまだです。我々も待ち構えてているんですけどね。生き物だから仕方がないですね」との返事だった。
ツメタガイの大発生でアサリが絶滅に近いくらいの被害を受けている。「今年は幾分状況が良さそうだ」とご主人が言っていたけれど、少し心配だ。
アサリの代替品としてハマグリを買ってきたので明日のお吸い物は楽しみだ。
お昼に、新鮮な近海物の魚を食べさせてくれるお店がたくさんあるので、立ち寄って見た。メニューに『メバルの煮付け定食』があったので、注文すると、それは売り切れてしまったそうだ。
がっかりしていると『タイの煮付けはどうですか?」というのでそれにした。
出てきた料理を見て、「あら?『タイ』ではなくて『チダイ』じゃないの」と思った。塩焼きじゃなくてよかった。
『チダイ』は塩焼きよりも『鯛めし』にした方が美味しくいただける。煮付けにしたのは間違いではない。別注文の『フグの天ぷら』は絶品だった。
帰りにゆっくりと海岸バタを見ながら半田方面を目指したが、どこかで道を間違えたらしくて、野間の灯台に出てしまった。
どうやら知多半島の先端を反時計回りに一周したみたいだった。知らない街路を通って面白いドライブだった。