発明は誰にでもできる。
日本は2002年に知財立国宣言をした。
これからの日本を支える重要な政策で、無限の価値を生み出すことができる。
まだまだ初期段階ではあるが、このように法律も整備され始めている。
知財立国は主に世界特許に向けた取り組みと書かれている。
特許とは
1. 技術的思想の創作である「発明」が保護の対象。
2. 権利の対象となる発明の実施(生産、使用、販売など)を独占でき、権利侵害者に対して差し止めや損害賠償を請求できる。
3. 権利期間は、出願から20年。(特許庁)
とされている。
発明について考えてみる
発明は、頭脳だけでできる無限の価値を生み出すゲームのようなもので、特許はその発明を保護する仕組みだ。
それでは発明はどのようにすれば出来るのか、岐阜大学で行った講義を元に説明する。
発明は自由な発想から生まれる。
1. 今までにない新しいものである必要がある。
発明をするには知識や学歴は必要はない。むしろ邪魔になることがある。知識とは昔の人が考えたもので現在までに伝わっている常識だ。
知財においては人の考えを無断で真似をすることは許されない。
専門家や、古い知識を学んでいる学校で新しい発明がなされることは稀である。
通常の知識の延長線上には発明はないが、失敗からの発明はたくさんある。我々の現代生活は先人の失敗の積み重ねであるとも言える。
発明とは、前例のないことからの発見だから既知の常識は遮断しなければならない。
この知財立国も、行政と司法の管轄のもとに成立するが、司法と行政は前例に背くことは許されない。
つまり新しい考えを持ち込むことは許されないのだ。
発明というのは、司法や行政と全くの対極にあることが理解できる。
こうなると知財立国の主体たる発明者は自力で活動する必要性に迫られている。
私は発明者を一人でも多く排出するように手助けをするとともに、支援する組織を作ろうと発案した。
ほぼ、マニュアルはできているが、長文になるので、少しずつ開示していこうと思う。