諏訪大社
先日行ってきた場所「諏訪大社」
諏訪大社には「下社秋宮」「下社春宮」「上社前宮」「上社本宮」と四つの社がある
お参りする順番があるらしいが忘れてしまったのでとりあえず「下社」からお参りする
「下社秋宮」
着いたのは午前10時頃、だんだんと日が昇り気温も高くなりつつある
鳥居の前には大きな参道が広がっておりこの参道の広さが歴史を物語っているなと感じた
鳥居をくぐればその先は神聖な場所、一礼して鳥居をくぐる
鳥居をくぐった後にまず深呼吸をする、この空気がたまらなく好きだ
参道をゆっくり歩く、目の前に大きな1本の杉が現れるその杉を見上げその大きさに感嘆する
その先にある神楽殿、立派なしめ縄が飾られその圧倒的な存在感は誰もが足を止められずまるで本殿と勘違いしているかのように手を合わせる
神楽殿を過ぎるとその奥に本殿がある
訪れた人を歓迎するような空気を放つその社は素晴らしい彫刻と歴史を感じさせてくれる佇まいと風格を擁しておりまさに圧巻
日頃の感謝を報告するため手を合わせる
この時間がすごく好きだ
何故か心が軽くなる、私が神社を好きな理由きっとこの感覚を味わえるからだろう
本殿を後にすると諏訪の地特有の「御柱」が目に止まる
「御柱」は諏訪の各神社に見られ祀られている
御柱についてはしっかり勉強していないのでここでは触れないが「御柱祭」なるものがある
それほど諏訪の地では「御柱」とはとても大事で神聖なものなのだろう
御柱を通り過ぎこの地を後にしようとするとまたもや目に止まったものがそれは「さざれ石」
国歌「君が代」の歌詞にあるあのさざれ石だ
なんとも興味深いものを見つけてしまった
初めて目にしたが大きな岩に見えるのだが実は小さな石が何百年、何千年と時を重ねながら凝結して大きな石になったものなのである
感慨深い、とても感慨深い
こんな素晴らしい物に出会えるなんて思っていなかった
私も小さな石をゆっくり積み上げてこんな大きな石のような人生を作り上げて行きたいと心から感じた
また所々に生えている苔も味わい深いものがある
まだこれからあと3社お参りしたいのにこんなにもこの秋宮で感じさせられることが多いと今日一日でお参りできるのか少し不安にもなる
そのくらい素晴らしい場所だった
次は「春宮」に向かおう