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イナズマロックフェスで得られたかけがえのない人生経験

1週間ほど前の話なるが、滋賀県は草津市で行われたイナズマロックフェスに参戦してきた。T.M.Revolutionでお馴染み西川貴教さん主催のフェスである。楽し過ぎたあのロッキン以来となるフェス。そして、私にとっては2023年ラスト参戦となる野外フェス。お目当ては言うまでもなくフースーヤ……ではなくてモーニング娘。'23だ。モーニングは昨年のイナズマも出演予定だったが、残念ながら台風で中止となってしまった為、今回がイナズマ初出演。モーニングにとって初めての舞台ということで、いつも以上ワクワクしながら琵琶湖畔の烏丸半島に足を運んだ。

この日のイナズマは、Aぇ! groupという関西ジャニーズ系列のグループが出演するということもあって、ジャニオタさんらしき女性が過半数を占めているような感じの客層だった。
モーニングはロッキンをはじめとするrockin'on系列のフェスには参戦するが、それ以外のフェス参戦はそれこそイナズマぐらいで結構珍しい。すっかり常連アーティストのような位置付けになったrockin'on系列のフェスでは、いつも現場で見かけるようなハロオタさんたちもたくさんいらっしゃっる。一方で、初参戦となった今回のイナズマはジャニオタさんの大挙もあってか、今のモーニングにとってなかなか珍しいアウェイな現場だった。そんなアウェイな現場で、いつも通り開演前に推しメンである横山玲奈ちゃんの色んな表現で叫んで、ステージでは玲奈ちゃんのパートで全力で推しジャンして全力で玲奈コールした。ロッキンとかよりも少ない30分という出演枠だったこともあって、夢のような時間はあっという間に過ぎた。

この日のモーニングはロッキンでお披露目して、代々木の25周年ハロコンでも着用した水色の衣装だった。そう、玲奈ちゃんがベールを付けていて、花嫁ないしはお姫様感溢れるあの衣装である。この衣装を纏った玲奈ちゃんは本当に可愛くて尊くて、他のメンバーもみんな魅力的だけどステージ中はいつも以上に玲奈ちゃんから目を離すことができなかった。運の良いことに、玲奈ちゃん推しの同志のフォロワーさんと同じブロックだったのでJAPAN JAM、ロッキンと続いて今回のイナズマも一緒にモーニングの素晴らしいステージを楽しませてもらった。

また、モーニングの出番前後には、「神使轟く、激情の如く。」、「フィロソフィーのダンス」といったアイドルフェスでちょくちょく見かけるグループのステージもあったので、そちらにも遊びに行ってフェスを存分に楽しむ。同志のフォロワーさんたちも半ば強引に連れて行った(笑)。こんな元気なことしか取り柄がないオタクに付き合って頂いて感謝してもしきれない。ありがとうございます。

そんなこんなで今年ラストの野外フェスを楽しんでいよいよラスト。大トリを飾るのは15年も続くこのフェスの主催者である西川貴教さん。西川さんの歌声を初めて生で聴いたけど、めちゃくちゃに力強くてかっこよくて、鳥肌が立った。ちょっと涙も出ていた気がする。この日は「T.M.Revolution」ではなくて「西川貴教」名義での出演ということもあってか、妖精たちが夏を刺激するアレとか凍えそうなアレとか私でも知っているような曲はやらなくて、正直披露した曲はどれも初見だったけど西川さんは50過ぎとは到底思えないぐらい本当にかっこよかったしイナズマでのこのステージを生で観れて良かったなと思う。

そんな西川さんのステージのアンコール。3日間にわたって行われたこのフェスも遂に佳境を迎えたその時、「それでは今日出てくれたみなさんをもう一度!」との西川さんの合図で、Aぇ! groupやモーニング娘。のメンバーが再登場。もしかしたらこのフェスお決まりの演出なのかもしれないけど、個人的には想定外の再登場で本当にビックリしたし嬉しかった。前述したようにこの日の烏丸半島はジャニオタさんがたくさんいらっしゃっていたから、Aぇ! groupの再登場で会場は黄色い声援に包まれていた。そんな中で、アラサーのハロオタが1人カスカスになった声で、「れいなちゃ〜〜〜〜〜〜ん!!!」と叫んでいた。もしかしたらその場の雰囲気に合っていなかったかもしれない。申し訳ない。だけど、叫ばずにはいられなかった。
そんな感じでこの日の出演したアーティストが何組か再びステージに立って『Lakers』でこのフェスを〆る。恥ずかしながらこの曲も初めて聴いたけど、タイトルからも分かるように烏丸半島から望める琵琶湖をイメージして作られた曲だ。あとから知ったが、イナズマではこれをやるのが定番になっているようだ。来年以降イナズマに参戦される方は是非ともこの曲を予習してから臨むことをおすすめしたい。

そんなラストの西川さんのステージは帰りのことも考えて限りなく最後方からステージを観ていた。だからステージに立っている演者はとても遠かったけど、それでもベールを付けた超絶可愛くて超絶尊い玲奈ちゃんのことはすぐに分かった。
個人的な話になるが、今回のイナズマは仕事の都合もあって直前まで行けるかどうか分からなかった。当日を迎えるまで本当にドキドキだったし、もしかしたら無理かもな、なんてことも思ったりした。そんな中、運の良いことにイナズマに行けることになった。そんな個人的なイナズマ参戦への経緯だったり、フェス終盤の疲労感と達成感、フェスに行きまくった今年の思い出、ずっとずっと楽しみにしていたイナズマが終わってしまう寂しさ、そして限りなく遠くに居るけどめちゃくちゃ楽しそうにステージに立っている横山玲奈ちゃんの輝き、尊さ。色んな気持ちが積もり積もりって、玲奈ちゃんの姿を観ながら涙が止まらなかった。別にこの日が卒コンとかそういうのでもないのに。

そんな訳で、初めて参戦したイナズマで本当に素晴らしい思い出ができた。
たぶんだけど、玲奈ちゃんが居なければ滋賀県まで足を運んでこのフェスに参戦しなかった気がするし、ラストでこんなに涙を流すなんて体験もしなかっただろう。
玲奈ちゃんを推しているからこそ観れた烏丸半島の景色、味わうことのできたかけがえのない体験。「推しのおかげで人生が豊かになる」なんて言葉があるけど、これは決して誇張なんかではない。玲奈ちゃんのおかげで今の私の人生はとっても楽しい。

玲奈ちゃん、本当にありがとう。
これからもずっとずっと玲奈ちゃんを応援するね。

2023年の中秋、滋賀の烏丸半島にて、横山玲奈ちゃんへの推しがマシマシになった、そんな思い出。

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