【スペイン・デジタルノマドビザ廃止の可能性】
本記事では、スペインのデジタルノマドビザが廃止される可能性について話したいと思います。(※注意事項:これはあくまで筆者の見解となりますので、ご参考まで。)
また、本アカウントでは、スペイン移住情報やスペインのデジタルノマドビザに関するお役立ち情報を掲載しております。今後掲載を強化していきますので、是非ともアカウントフォローと記事へのいいねをお願いいたします。
少し怖い今回のトピックではありますが、結論、筆者はスペインのデジタルノマドビザが廃止される可能性は十分ある、と考えております。
そのため、ビザ取得希望者が今できることとしては、なるはやでビザを取得しておくことです。
スペインのデジタルノマドビザ取得方法に関しては、
以下で公開しておりますので、ご興味がおありの方はぜひ。
ここから本題です。なぜ筆者がノマドビザ廃止の可能性を考えているか。
この記事では、以下の内容で話していきます。
・そもそもスペインのデジタルノマドビザとは
筆者が取得したスペインのデジタルノマドビザとは、簡潔に言うと、我々日本人のような外国人がスペインでリモートワークをしながら、スペインでの長期滞在を許可するビザとなります。
ちなみに、スペイン国内であれば、どこでも長期滞在可能です。
代表的な場所としては:
バルセロナ
ガウディの建築やサグラダ・ファミリアなど独特のアートと文化が溢れる都市で、地中海沿いの美しいビーチも楽しめます。
マドリード
スペインの首都として、プラド美術館や王宮など歴史的な観光地が豊富で、活気あるナイトライフも魅力です。
バスク地方
美食の中心地として知られ、サン・セバスティアンのピンチョスや豊かな自然、独自の文化を堪能できます。ちなみに「バスクチーズケーキ」が発祥の地です。
・なぜスペインのデジタルノマドビザが今後廃止される可能性あり、と考えるか
理由1. ゴールデンビザが廃止された
詳しくは上記記事でご参考いただけますが、スペインのゴールデンビザが廃止されたんです。
ゴールデンビザは、デジタルノマドビザと同様、僕らのような日本人でも条件を満たせば、取得できた滞在ビザとなります。それが廃止された。
Forbesサイト引用:スペインのペドロ・サンチェス首相は、深刻な住宅難に陥っているこれらの地域では「そこに住んで働き、毎日税金を納めている住民がまともに住める場所を見つけることがほぼ不可能になっている」
つまり、スペインの地元住民が迷惑しているわけですね。
それを政府が察知して、外国人がスペインへ移住できる権利(ビザ)である、ゴールデンビザの全面廃止に至った。
では、デジタルノマドビザが次に廃止される可能性は・・?ありそうですよね。
理由2. バルセロナで巨大デモ運動があった
バルセロナで数千人が参加する巨大デモがあったんです。
つまりは、観光客増加のせいで、生活費の上昇や生活の質の低下で苦しめられている地元住民が声を上げるデモだったわけです。
バルセロナのジャウマ・コルボニ市長は、6月末にも、1万以上の短期賃貸物件の免許廃止や、2028年までの観光向けの賃貸廃止を打ち出しています。
これに関連して、政府がデジタルノマドビザ廃止検討する理由はありそうな感じがしますね。。
理由3.物価や家賃の上昇について
これは僕が弁護士に聞いた話ですが、アメリカ人の移民(ノマドワーカー)がかなり増えていると。
①観光客・高給取りの移民(リモートワーカー)が増加
↓
②物価・家賃の上昇
↓
③地元住民が苦しむ
これは負のスパイラルですね。。
観光客や高給取りリモートワーカーが増えれば増えるほど、地元住民が苦しんでいます。政府がこれによって、ノマドビザを廃止しないと良いのですが。。
・ノマドビザがなくなった時の対策について
筆者が考える対策としては、いつだってPlan Bを考えておく、ということです。ノマドビザがなくなってからだと遅いです。ビザ取得希望者であれ、ビザ保持者であれ。ビザ廃止があり得る時点で考えておいて損はないかと思います。
ビザ希望者は、なるはやでビザ取得の検討・判断を。
ビザ廃止の可能性があるので、ビザがいつなくなるか分かりません。
少しでも興味がある場合は、お早めに情報収集と取得判断をしたいところです。ご興味がおありの方は、下記をご参考ください。
常にビザ情報をキャッチアップしておく
デジタルノマドビザを出しているのは、スペインだけではありません。
他にも、イタリア、ギリシャ、チェコ、ドバイなど様々!
スペインに居住したいと思うくらいであれば、他国移住も魅力に映るはず。
常にPlanBを頭に入れておきたいですね。
・まとめ
以上が、筆者が考えるスペインのデジタルノマドビザが今後なくなる可能性について、となります。
ビザ希望者や保持者からすると、起こってほしくない未来ではありますが、廃止される可能性について頭に入れておくことは、自分を守ること(リスクヘッジ)に繋がりますので、非常に大事かと思います。
本アカウントでは、今後もスペインのデジタルノマドビザや移住情報について、発信していきます。
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それではまた次回の記事で。
Adios!